勝手にコンサルティング福井
座・タイムリーふくい(20081018)
最終更新:
c291
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定点観測
観測対象
- 座・タイムリーふくい(2008年10月18日放送分)
テーマ
- 「観光激戦時代!福井の売りと戦略は?」
福井県を訪れる観光客の数が伸びない。むしろ宿泊客の数は減少している。今や全国各県が‘観光立県’をうたい観光客誘致に躍起になっている。突出した魅力、特徴を持たなければ勝ち残れない「観光激戦時代」に福井県はどんな戦略をもっているのか。第一線で観光客と接している女将や全国の動向を知る専門家らを招き議論する。
司会
- 松枝隆一(福井テレビアナウンサー)
- 名越涼子(福井テレビアナウンサー)
ゲスト
- 芦原温泉女将の会 会長 牧田令子
- 福井県観光連盟 プロデューサー 酒井仁志
- 県議会議員 渡辺政士
- ツーリズム・マーケティング研究所 主席研究員 磯貝政弘
観測結果
観光はこの手の番組ではもっと取り上げられてもいいテーマなんだろうけど、とにかく駅前周辺のまちづくり問題の登場割合が多すぎる反動か、あんまり取り上げられてこなかった気がする。だからもっと新鮮味のある話が出るかと思ったけど、「芦原温泉は街歩きする場所が無い」を筆頭に、昔から言われてきたことの繰り返しって感じだった。
それにしてもJRの芦原温泉駅の段差の嵐に対しては悪口のオンパレードで、それは早く改善してもらえれば良いと思うんだけど、だいたいあそこは芦原じゃなくて金津な訳で、あそこに「芦原温泉」なんて微妙な駅名をつけてるから面倒なことになるんじゃないの?個人的には芦原温泉の玄関口はえちぜん鉄道のあわら湯のまち駅に絞った方が、なんかある種の趣にもつながるし、メンドーな新幹線議論にも巻き込まれなくて良いんじゃないかと思う。
あと渡辺議員は「坂井北部丘陵へは芦原温泉のすぐそば」みたいな言い方してたけど、そんなに近くだった?確かに車で行けばあっという間だろうけど、観光客が気軽に歩いていける距離じゃないような気がする。そういう意味では利用者目線を強調する渡辺議員には一応「お前もな~」と言っておきたい。
で、芦原の町中がイマイチな件の関連だけど、何年か前に「きららの丘」というJAの直売所が芦原の町外れに出来た。俺も行ったことがあるけど、ありきたりとは言いつつも中々の施設で、あれをあわら湯のまち駅の前に作れば結構いろんな問題が解決してたような気がする。