勝手にコンサルティング福井
福井市美術館(アートラボふくい)
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c291
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どうなの?
俺は金沢21世紀美術館には行った事があるのに、福井市美術館には行ったことが無いという、典型的な非市民だったわけだが、蟹の誘いもあり満を持して行って来た。
感想は…役所相手とは言え、悲しい感想だけに名誉毀損になりそうで言いにくい。まあ書ける範囲で書く。
アートが相手なだけに採算とかは厳しく言われないのかもしれないが、さすがにどうなの?当日はこれといった目玉イベントも無かったとはいえ、この活気の無さはどうなの?その日は天気も悪かったとはいえ、休日にしてこの薄暗い感じはどうなの?
あんまり芳しくない印象は持っていたものの、実際の閑散ぶりは寒気がするほどだった。
一応、アートラボと名乗るだけに市民向けアトリエ的な機能もある風だったが、ホントにちゃんと機能してるんだろうか?
公募展、企画展、市民向けの貸しギャラリーなど、美術館として普通のことをやれば当然それなりの集客はあるはずだが、他の施設との相乗効果とか、地域の商業エリアとの連携みたいなものが全然感じられない。
あと、ホームページにもやる気が感じられない。せめて担当者ぐらいはやる気を見せて欲しいところだ。
別に金沢21世紀美術館と比較しようなんて思ってないが、金津創作の森にも勝っているとは言い切れない感じで、県庁所在市の芸術拠点としてはお寒い状況だ。
建設時に遡って文句が言えるなら、俺は黒川紀章氏に文句が言いたい。建物自体は悪くないとは思うが、何故この場所じゃダメだと言ってくれなかったのか。まあお門違いのクレームだとは思うが、そんな感じ。
処方箋
建築技術の飛躍的な発展で、美術館の建物も古民家みたいにズルズル引きずって、もうすこしマシな場所に移動できるようにならないかなぁ。ならないか…。まともな対策については、もう少し考えてみる。
(以上越070719)
(以上越070719)
オレ、割り切ってみる。
なんだかんだ言っても大事なのは集客のはずだ。
そこで、福井の市民ホイホイって何か?と7秒ほど考えてみると・・・
なんだかんだ言っても大事なのは集客のはずだ。
そこで、福井の市民ホイホイって何か?と7秒ほど考えてみると・・・
「子供」だ!
休日の晴れた日に一度でもエンゼルランドふくいを訪れた者ならば、そのモンスター級の集客力に度肝を抜かれたはず。
オレの支持母体のひとつである「ふくい奥様ネットワーク(仮称)」からの情報によると、春江町にある施設にもかかわらず、福井市民を筆頭に周辺市町村からもガンガン子供連れファミリーが訪れているらしい。
ま、多少は言い過ぎたかもしれないが、少なくとも現在の「アートラボふくい」の状況を見れば、人気においては月とスッポン。もっと言うなら「月とBB弾」と言っても過言ではない。
オレの支持母体のひとつである「ふくい奥様ネットワーク(仮称)」からの情報によると、春江町にある施設にもかかわらず、福井市民を筆頭に周辺市町村からもガンガン子供連れファミリーが訪れているらしい。
ま、多少は言い過ぎたかもしれないが、少なくとも現在の「アートラボふくい」の状況を見れば、人気においては月とスッポン。もっと言うなら「月とBB弾」と言っても過言ではない。
つまり、『ほぼ無料で子供を一日遊ばせておける施設』は間違いなくモテるのだ。
- まずごめんなさい。常設の高田博厚さんのブロンズ像達には福井県立図書館の敷地内に「悪いようにはしない」という条件の下、移動して頂きます。
- そして空いた広大な常設スペースを世界最大級のLEGOブロックエリアとする。レゴのテーマパークに関しては既にいろいろあるが、ここで押していきたい独自性は「プレイエリアのみ」だ。LEGO社との提携もせず、ショップも置かず、触っちゃいけないような巨大作品も無く、ただひたすらに膨大な量のLEGOブロックが有るだけ。具体的にはデュプロシリーズ(でっかくてシンプルなやつ)のみ20万ピースほど(多分1,000万円くらい)を山と積んでおく。あとは子供も大人も自由に。このエリアの名称はLEGO社ともめない為にも「ブロックランド」で。
- 1階のその他のスペースは絵本、木のオモチャ、知育玩具などをコーナー別にゆるく区切り、これまた「多すぎる」ってほどに常設する。
- なんならさらに仮面ライダー・スーパー戦隊・ウルトラマン・プリキュア・ポケモン等の、絵本とは呼べないような類の本もてんこ盛りに。
- 2階のギャラリーは「こどもに見せたい」を固定のテーマに絵本作家とか人気アニメの原画とか地元の若手作家で回し、いずれは近県のオシャレなヤングファミリーも聞きつけてやって来るようなオリジナルの企画展(BRUTUSとかが喜びそうなの)とかも視野に入れる。
- 喫茶スペースでは食事メニューをお子様ランチのみ30種ほど設定。その半分ほどは大人向けの味で。
- 駐車場から建物までの通路や噴水周辺をアートと言えなくもない感じでおもしろく。
- ついでに建物を取り囲むようにエンゼルランドふくいちっくな巨大遊具をアートと言えなくもない感じで設置。
- 総合的なイメージはあくまでも「こどもたちにむけて」が基本姿勢だが、もちろん大人も楽しめる演出で。
- 採算面での問題が深刻だった場合は建物内のみ入場料大人500円・小人300円で。
こんなところだ。正直、暴走してしまって面目ない。
しかし、アート+こどもはイケると思う。
しかし、アート+こどもはイケると思う。
とにかく「芸術」ってヤツの「正体のよくわかんねー権威」にあまりとらわれず、是是非非の姿勢で市民の人気スポットにしてほしい。
(以上蟹070721)
(以上蟹070721)
なるほどね~。嶺北北部と南部のバランスもとれるし、AOSSA(アオッサ)のテナント再構築にあたって、子育て系部署を美術館に移すこともできる。なんにしても人が集まるというハードルを越えれば、可能性は大きいし、致命的でない範囲の赤字なら許容できるってもんだ。
たまには蟹もまともなコンサルするじゃないか!現地リサーチ込みで、もう少し煮詰めてパワポ30枚ぐらいにまとめれば百万円前後はコンサル料とれるぞ!!
まあ当サイトのアイデアぐらい無料でどうぞ使っていいよ!と思うのだが、同じアイデアでも下級市民のバカサイトで無料公開されているものは、価値が無いものとして扱われるのが常だからな。これが、テキトーにNPO法人にでもなって、ありがたそーなレポートを製本し、その値段なら価値があるに違いない!って価格をつけると、参考にすべき提言として取り扱われたりするから、世の中って不思議。
まあブランド品だって、品物そのものよりネームやエンブレムが重要なのと同じ事か…。つーか、福井のお偉い方々にそんな柔軟な思考回路があれば、俺たちがこんな所でキャンキャンいうネタも無いわけだけどな。
などと考えてたら、やっぱり暗い気持ちに逆戻りしたわ…orz
(以上越070723)
(以上越070723)