勝手にコンサルティング福井
たけふ菊人形
最終更新:
c291
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名称
- たけふ菊人形 (※「武生菊人形」ではない)
概要
- 福井県越前市(旧武生市)で50年以上前から開催されている祭り
- 主にNHK大河ドラマの場面を再現した菊人形を展示
- ※2008年は「篤姫」を捨て地元ブランド「紫式部」から連想される「源氏物語」がテーマ。
2000 | 葵徳川三代 | NHK大河ドラマ |
2001 | 北条時宗 | NHK大河ドラマ |
2002 | 利家とまつ | NHK大河ドラマ |
2003 | 小次郎と武蔵 | NHK大河ドラマ |
2004 | 新撰組 | NHK大河ドラマ |
2005 | 義経と弁慶 | NHK大河ドラマ |
2006 | 千代と一豊 | NHK大河ドラマ |
2007 | 風林火山 | NHK大河ドラマ |
2008 | 源氏物語 | オリジナルテーマ |
- ミニ遊園地、イベント、屋台、物産販売なども併設され賑わう
- ひらかた大菊人形(大阪府枚方市)、たけふ菊人形(福井県武生市:現越前市)、二本松菊人形(福島県二本松市)で日本三大菊人形らしいのだが、ひらかた大菊人形が2005年で中止された為、現在では「たけふ菊人形は日本二大菊人形のひとつ」と言えなくも無いかもしれない。
会場
- 越前市武生中央公園(福井県越前市高瀬2丁目)
開催期間
- 10月上旬~11月上旬
開催時間
- 9時~17時
駐車場
- 3,000台
主催
- たけふ菊人形まつり実行委員会
共催
- 越前市
- 武生商工会議所
- 福井新聞社
開催年
- 第1回は昭和27年(1952年)で以後毎年開催
イメージキャラクター
- TAKEちゃん
- KIKUちゃん
イメージソング(超うろ覚え)
咲いた 咲いた 菊が咲いた
TAKEちゃん KIKUちゃん 元気いっぱい
くるっとまわる たけふ菊人形 たけふ菊人形
- 2008年のテレビCMを観たところ、↑の「たけふ菊人形の歌」はもう使用されていない模様。公式サイトにも歌はおろかTAKEちゃんやKIKUちゃんの紹介ページすら見つけられず、キャラと歌をセットで刷り込まれている蟹としては少し悲しい。
(以上蟹081021)
ざっくりしたイメージ
幼い頃から当たり前のように開催されている祭りではあるのだが、未だにシックリ来ない点がある。それを言っちゃ元も子もないって気もするが、あえて言ってしまえば
菊人形って何?
ということだ。勿論「菊人形がどういうビジュアルのものか」は知っている。
しかし、「人形」と謳っておきながら実際に菊によって表現されているのは今も昔も一貫して「衣装」な訳で、そうするとたとえ人形が秀吉であろうと利家であろうと信玄であろうと勘助であろうと篤姫であろうと光源氏であろうと、
「結局のところキャラクターを特定しているのはマネキンと看板の功績なんじゃね?」
という疑念は晴れないままだ。
大人気ないが厳密に言えば「菊衣装」なのではないだろうか・・・。
「結局のところキャラクターを特定しているのはマネキンと看板の功績なんじゃね?」
という疑念は晴れないままだ。
大人気ないが厳密に言えば「菊衣装」なのではないだろうか・・・。
まぁそうは言っても越前市の大きな祭りであって、商業祭という側面もあるし、遊園地という福井に極端に不足している娯楽を補填する機能も果たしているので、末永く続いてほしい。
(以上蟹081021)
(以上蟹081021)
たけふ菊人形って俺はあんまり馴染みが無いが、小さい頃父親に連れて行かれて、「なんだこれ??」って思った記憶がある。それは今も変わってなくて、菊で人形の衣装を形作ることの意味はやっぱり分からず、写真で見る限りは不気味な印象だ。
主催者など色んなサイトをのぞいてみたけど、菊で人形の衣装を形作ることの意味について触れているものは見つけられなかった。仕方ないので、困ったときのウィキペディアってことで調べてみた。
菊人形とは何かについては書かれているけど、やっぱり菊で人形の衣装を形作ることの意味については触れられていない。もしかすると会場に行けば分かるのかなぁ。
別にたけふ菊人形にケチをつけるつもりは無いんだけど、この辺りの意味付けというか、お祭りの根底に流れる物語みたいなものがハッキリしないあたりが、イマイチたけふ菊人形がピンとこないイベントに甘んじている理由なんだと思う。例えば・・・
- 昔は人形の衣装に使う絹はスゲー高かったから、庶民がそれを花で代用したのが発展したもの
とか
- もともとは菊生産業者が菊バイヤー向けに開催した展示イベントだった。
みたいなプチネタくらい無いのかなあと思う。菊で人形の衣装を形作ることの意味というと理屈っぽく聞こえるかもしれないが、その行為に一体どんな思いが込められているのかを知りたい訳で、その辺りが傍目にはさっぱり分からないのは、あきらかにPR下手だと思うし、逆にこの辺りをキチンとすれば、もう一段メジャーなイベントに昇格する可能性もあると思う。
(以上越081023)
(以上越081023)
ネットを徘徊してみたんだけど・・・
江戸時代に腕の立つ植木職人が寺の境内などで披露していた「菊細工」が人気だった。
また、人形師が等身大の人形を作り見世物として披露していた「生人形」も人気だった。
そのふたつが結びついた。「菊人形」、誕生!
- ジャンルの違う人気アーティストがコラボすればシナジー効果でもっと面白くなるんじゃないか?と当時のプロモーターが思ったというだけで、特別深い物語的な意味はない。
って事なんじゃないだろうか。
元ネタが庶民の人気風俗だとすれば、百年以上も時代が違うんだからリアリティが伝わらないのは当たり前で、だったらたけふ菊人形も、一部のブースで涼宮ハルヒとか初音ミクとかエヴァンゲリオンとかをテーマにして「人気フィギュアメーカーと菊職人のコラボ企画」みたいな現代風菊人形展でも併設すれば、人形という片軸を再度菊同様に強調出来て面白いかも。
(以上蟹081023)
(以上蟹081023)
2008(第57回)たけふ菊人形
今年はたまたま光源氏の気分に浸りたかったから訪れてみたものの、来年以降も観測を続けるかどうかは未定。
大雑把な内容
テーマ
- 源氏物語 ~紫式部を育んだ越前・たけふ~
開催期間
- 10月4日(土曜日)~11月9日(日曜日)
入場料
- 高校生以上:1,000円
- 小、中学生:500円
300円(チケット3枚)遊具
- 仰天
- モノレール
- 大観覧車
- バイキング
- アストロファイター
200円(チケット2枚)遊具
- トランポリン
- メリーゴーランド
- ふあふあ
- バルーンタイフーン
- キャタビラ
イベント
- ニューOSK日本歌劇団 グランド・レビューショー(600円※3歳以上)
- 越前ファンタジア ~こしの都 夢と情熱と華の物語~
- 木曽馬ふれあいコーナー(400円※500円という説も有り)
- キャラクターショー(プリキュア・クレヨンしんちゃん・仮面ライダーキバ)
- マジックショー(花・美・月)
- ジャグリングショー(ヒックス)
- 歌謡ショー(岬まゆみ)
- 菊花コンクール
- 七本立、三本立、盆栽、懸崖、福助作り、ダルマ作りなど部門ごとに花の出来栄えを競うコンクール。
- 菊つくり
- 武生菊花同好会による菊花栽培の実施講習会。
- 写真コンテスト
- 野点(のだて:野外で自然の風物に接しながら茶を点てること)
- ミニ市内観光バスツアー(90分・300円)
- 木曽馬ふれあいコーナー
- 平安雅の行列
- スイーツin菊人形
- 菊人形入場券の半券を持ってまちなかのスイーツのお店へ行くと特典サービスが受けられる。
(以上蟹081021)
写真で綴る手抜きレポート
入場するといきなり THE KIKU-NIN-GYOU なのだ!
なんだかありがたそうなことが書いてあるのだ。
五重塔なのだ!五重塔なのだ!五重塔なのだ!
人がいっぱいなのだ。
無料遊具は大人気なのだ。
会場の中心を走るスーパーモノレールなのだ!
良く見るとモノレールにスポンサーが付いているのだ。シュールなのだ。
小野谷機工グループはすごいのだ!
モノレールプレゼンターは武生三国モーターボート競走施行組合なのだ。
三国競艇と武生の関係については・・・知りたい人はググるのだ!
三国競艇と武生の関係については・・・知りたい人はググるのだ!
「仰天」という名前のスーパー乗り物なのだ。
なんと「仰天」のプレゼンターも武生三国モーターボート競走施行組合だったのだ!
ちなみに他の乗り物がどうなのかは面倒臭くて調べていないのだ!
ちなみに他の乗り物がどうなのかは面倒臭くて調べていないのだ!
たけふ菊人形はここなのだ。みんな、行くのだ!
(以上蟹081021)
(以上蟹081021)