updated:2013-05-01 14:24:28 (Wed)
2013年4月22日 締切 新聞論評 学籍番号 201114030 氏名 北尾渉
1.新聞情報
- 見出し:米MS、稼ぎ頭は「オフィス」
- 発行日: 2013年4月22日
- 新聞社:日本経済新聞 朝刊
- 面 数:第3面
2.要約
米Microsoftの収益パターンに異変が起きている。従来は「windows」の刷新で大きく稼ぎ、それ以外の時期は業務ソフト「Office」などが安定収益を稼いでいたが、1~3月の決算では、「windows8」が出たにもかかわらず稼ぎ頭は業務分野である。(99字)
3.論評
米Microsoftの収益パターンに異変が起きている。従来は「windows」の刷新で大きく稼ぎ、それ以外の時期は業務ソフト「Office」などが安定収益を稼いでいたが、1~3月の決算では、「windows8」が出たにもかかわらず稼ぎ頭は業務分野である。(99字)
III. 意見・論評200字程度
2012年末に最新OSの「windows8」が発売された。これまでの「windows」とは違い、スタートボタンがなくなりメニューはタイル式になっている。また、そのタイル式がタブレットに特化しており、windows surfaceでは7以前のアプリケーションは使えないものの、Office2013が内蔵しており、様々な場所でOfficeが使用できる。
しかし、windows7に比べ、windows8の売り上げは若干落ちている。この現象は、windows XPとwindows Vistaの関係に似ているところがある。OSを変えるごとに費用が発生するので、そう簡単にOSのアップグレードはできない。また、OSが出たばかり故、不具合などが発生したり、ドライバやアプリケーションの互換の問題など様々な課題がある。
一方、タブレット市場では、GoogleとAppleが1位と2位を争っていて、そこにAmazonやMSなどが狙っている状態である。PCのOSでは覇権を取っているMSだが、タブレットやスマートフォンの市場ではあまり目立つようなものがない。OSでも他2社に遅れてタブレットにも特化したWindows8を発売した。また、純正タブレットであるWindows Surfaceがようやく発売されたが、Googleの純正タブレットであるNexus7に価格で負けている状態である。
PC市場で負けなしのMSだが、これから、タブレット市場にどういったものを提案するのか期待したいものである。(505字)
4.コメント