updated:2013-04-29 21:49:07 (Mon)
2013年4月29日 締切 新聞論評 学籍番号 201214068 氏名 境悠貴
1.新聞情報
- 見出し:リスクマネー供給の導線に(金融ニッポン)
- 発行日: 2013年4月25日
- 新聞社:日本経済新聞 朝刊
- 面数:第5面
2.要約
インターネットを通じて不特定多数の個人から資金を集めるクラウドファンディングが注目されている。米国は新しい企業がネットから資金を集められる法律を作り、日本でもリスクマネー供給として利用を検討している。(100字)
3.論評
クラウドファンディングの手法は投資型と寄付型、購入型があり、最も注目すべきものが寄付型だ。
寄付型はNPO団体等のボランティアグループに渡る資金を集めることであり、東日本大震災をきっかけで日本でも注目され始めたものだ。これは復興税を徴収するより良い方法だと考えられる。復興税は一度国で集めて、それをどのように使い分けるかを考える為、動かすにも時間がかかる。それに優先順位の低いことに使われる事もあり、さらには震災地とは関係のない所で使われてしまうという事例もあった。この事を考えると、国民全員から集める復興税よりも、本当に寄付をしたい人から確実に震災地を助ける団体へと渡るクラウドファンディングを利用していくべきだ。
寄付型に限らず、投資型と購入型もベンチャー企業や小さな団体の活動資金を集めるために重要なものになる。融資を誰でも気軽に出来る環境を作り上げていく必要があるだろう。(386字)
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