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2010年1月5日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914083 氏名 須賀亮治
1.記事情報
2.要約
ビールシェア国内首位のアサヒビールは同業世界大手のカールスバーググループと海外販売で提携する。今月からまず香港で相手の営業網を活用し「スーパードライ」を販売し、今後は他の国でも提携拡大を検討していく。(100文字)
3.論評
サントリーホールディングスとアメリカ大手飲料メーカーペプシコに引き続き、また国内の飲料メーカーと海外大手飲料メーカーとの提携が決まった。アサヒビールの提携先であるカールスバーグはビールの販売量で世界4位、売上高は約1兆600億円という海外の大手飲料メーカーだ。アサヒはカールスバーグの香港現地法人が強い欧米系飲食店やコンビニエンスストア、スーパー向け販路に乗せてスーパードライを売る考えだ。2008年の販売は18万ケース(1ケースは大瓶20本換算)にとどまっていたが、14年には倍増させる計画だ。
今回の提携の裏には国内での酒類市場の頭打ちという問題がある。08年の国内のビール系飲料販売量は少子化や若者のアルコール離れを背景にピークの94年から16%も減少した。09年も前の年の実績を下回ったもようだ。それを受けて、アサヒビールは海外展開を始めたのだ。これからもアサヒビールと同様に国内のメーカーは続々と海外へ展開していくことだろう。しかし、海外への展開は簡単なものではない。そこには多くの障害があったであろう。他の酒類メーカーに先立ち、海外への展開を決めたアサヒビールの英断は評価すべきだ。(484文字)
4.コメント
2010年1月5日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914083 氏名 須賀亮治
1.記事情報
- 見出し:ビール販売、アサヒ、世界4位と提携、カールスバーグ、まず香港で。
- 新聞名:日本経済新聞(朝刊)
- 日付:2010年1月3日
- 面数:1面
2.要約
ビールシェア国内首位のアサヒビールは同業世界大手のカールスバーググループと海外販売で提携する。今月からまず香港で相手の営業網を活用し「スーパードライ」を販売し、今後は他の国でも提携拡大を検討していく。(100文字)
3.論評
サントリーホールディングスとアメリカ大手飲料メーカーペプシコに引き続き、また国内の飲料メーカーと海外大手飲料メーカーとの提携が決まった。アサヒビールの提携先であるカールスバーグはビールの販売量で世界4位、売上高は約1兆600億円という海外の大手飲料メーカーだ。アサヒはカールスバーグの香港現地法人が強い欧米系飲食店やコンビニエンスストア、スーパー向け販路に乗せてスーパードライを売る考えだ。2008年の販売は18万ケース(1ケースは大瓶20本換算)にとどまっていたが、14年には倍増させる計画だ。
今回の提携の裏には国内での酒類市場の頭打ちという問題がある。08年の国内のビール系飲料販売量は少子化や若者のアルコール離れを背景にピークの94年から16%も減少した。09年も前の年の実績を下回ったもようだ。それを受けて、アサヒビールは海外展開を始めたのだ。これからもアサヒビールと同様に国内のメーカーは続々と海外へ展開していくことだろう。しかし、海外への展開は簡単なものではない。そこには多くの障害があったであろう。他の酒類メーカーに先立ち、海外への展開を決めたアサヒビールの英断は評価すべきだ。(484文字)
4.コメント