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ワーム

専門用語ワーム

(Weapons Of Raid Machines = W.O.R.M)

侵略機械兵器群。別称、機械細胞群。
自己増殖を繰り返すナノマシンの集合体である。
ワーム単体(機械細胞=セル)のサイズは30cm(TVシリーズ)/1インチ(OVA)ほどと小さいが、それらが集合することでさまざまな形状・大きさの統一体となる。
突如地球に現れて世界的な人類への攻撃を行った。執拗的なそれは侵略というよりも明らかに人類の淘汰を目的にしていると思われた。
誰が何のために作ったのか、自己発生したのか、全てが謎に包まれている。

人類に対して敵性のある機械兵器である。
軍事施設やエネルギー施設、重工業地帯を襲撃する性質がある。
元々ワームは自然界に存在する電気や衝撃を吸収することによりエネルギーを得て増殖しているが、人間の作り出したエネルギーを得るためにエネルギー施設を襲う性質を持つようである。

物理攻撃だけでなく電子妨害をも行うため、電子誘導を行う無人兵器は通用しなかった。
「人工昆虫視角システム」と呼ばれる360度をカバーする視野があり、飛行・探査・逃避・追跡・戦闘といった能力が個々に組み込まれている。
統一体はセルの数で能力が飛躍的に向上する。
統一体はセル個々、さらに統一体全体の意志があるようである。
ただ破壊を尽くすだけではなく、戦況や目的により、一時撤退し再強化を行うといった高度な意志があるようだ。
一部を破壊してもセルの再生修復をも行うため、統一体の半分以上を一度に破壊しないと無力化が出来ない。
一度統一体になったワームが自力でセル単体に分離には多大なエネルギーが必要なため、一度分離したワームセルが再統一した例は今まで目撃されていない。

海で発生することが原因なのか、海洋生物を模した形状の統一体が多くみられる。これはセルが作られた時、最初に認識した生物に擬態する性質があるからである。

統合人類軍大量破壊兵器により殲滅されたと思われていたが…



  • TVシリーズ 第5話第6話の時期、10年ぶりに復活し、西ヨーロッパ基地を壊滅させた。大量破壊兵器による基地自爆により殲滅。
  • 第9話、日本領海内に発生、浦賀水道を通過し、再稼働の始まった京葉石油コンビナートを目的地とする。初実戦のソニックダイバー隊を一旦は退ける。コンビナートの稼働停止と共に消失。 10日後、コンビナートの稼働再開と共に再発生。海上護衛に当たっていた護衛艦に攻撃を与え5隻以上を撃沈させる。 コンビナート沖でソニックダイバー隊のデルタロックにより殲滅。
  • 第13話以降、ワームの性質を利用し、攻龍ソニックダイバー隊が囮となることにより、攻龍に接近するワームを殲滅している。
  • 第17話、大嵐の中、電気を発するワーム殲滅時に大気中に地磁気や電波を撹乱する物質を散布している。
  • 第18話、海上のワームセル単体を音羽が目撃。そのため人間型ワームが発生する。攻龍に侵入し多大な動力源(核融合炉)のエネルギーを奪う。このワームは常時エネルギーに満ちた環境にあり、小型だが衝撃などで分離、増殖する。桜野音羽を追う性質をもつが音羽を襲わない性質も持つ。(橘僚平が音羽を抱くと襲う性質に変貌する)。単体に分離後、零神を取り囲む。周王博士によると「(ワームは)零神を自分の一部と認識している」という。また、緋月玲によりアイーシャ・クリシュナムがワーム誕生の元と示唆された。
  • 第19話周王紀理子により、ソニックダイバー隊に対しワーム誕生の原因が話される。これについては項目「ワーム発生メカニズム」を参照のこと。

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最終更新:2008年06月23日 19:15