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とある田舎の尋ね人


作者:名無し


【キャスト】2人(A:元気な男の子、B:腐の素質のある成人女性)



セミの鳴き声。
バス停で途方に暮れる女性。
そこに通りかかる少年。(E:虫取り網 E:虫かご)

B:ねぇ、ちょっとそこのボクー!

A:今日は大漁だぜー!!

Aの虫かごには大量のセミ。よく聞こえていない。

B:あれ!? えっと、あの、ごめーん!! そこのボクー!?

A:タケシの奴、これ見たらビックリだろーなー!(←やっぱり聞こえてない)

B:んもう! 聞こえてないの…? でもたぶんあの子逃したらまた他の人が来るまでに…! …ヤるしかないわ…!!

A:…? あれ? なんだろう…この感じ…寒い…?

B:(ガシッと肩をつかみ)ねぇ! ちょっとボク! おねえさんにちょっと教えてほしいんだ、け…ど…あら。(やだ! 何この子、美少年だわ!!)

A:…えっと、あの…なんでしょーか…?(なんだろこのおねえさん…。目が怖いよぉ…)

B:は…!? あ、ごめんね!? わたしったら!(肩から手を離す)えっと、あのね、この辺りにシノハラさんってお宅、無いかしら?

A:え…? シノハラ? それってボクの…

B:(ガバッと今度は両肩に手を置き)君の!? もしかして君のおうちなの!?

A:え!? え!? 何!? 違うよ!! ぜんぜん違うよ!? シノハラはボクのおじいちゃんの家だよ!?

B:あ、やだ、またわたしったら…! あ、そうなの。君のおじいさまのお宅なのね! あ、わたし今度大学の研究の都合で君のおじいちゃんの家に下宿させてもらうのよ。

A:あ、そうなんだ。

B:うん。でね、悪いんだけど案内して貰ってもいいかな?

A:うん、わかった! いいよ! あ…でも…。

B:…どうしたの?

A:あのね…ちょっと友達と約束してて…。

B:ああ、いいよ。まずは君の用事をすませちゃいましょ。そのセミを見せにいくのかな?

A:うん! そうなんだ! これをタケシに見せたら絶対アイツビックリするよ! でね……

二人で、田んぼのあぜ道を歩いて行く。

了。