作者:Elika


今までずっと隠してきましたが、もう、この感情を抑えることができそうもありません。
お願いがあります、聞いて──聞いて、いただけますか?

このようなことを申し上げるのは、正直気が引けますがそれすらも快感です。
このような私の気持ちをあなた様が受け止めた後に、汚物を見るような眼差しで侮蔑の言葉をかけてくださるのではないかと思うだけで胸が高鳴り、下腹部が昂ぶります。

話が、それてしまいましたね。すでに下腹部は反り返っておりますが。
単刀直入に申し上げます。
わたくしを、どうかわたくしめを踏みつけてくださいませ。
汚らしいものを見るような目で上から見下ろしてくださいませ。
ああっ、いけません、ああああああっ!
……先走ってしまいました。すでにだだ漏れでございます。

お察しのとおり、ドMでド変態でございます。
もっと、もっと蔑んでくださいませ。これからも、ずっと……。

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最終更新:2010年10月21日 17:35