作者:Elika


君の心が夜ならば、私が夜明けを作る光になろう。
君の瞳が星ならば、私が寄り添う三日月になろう。
君の命が炎ならば、私がくべられる薪になろう。

君の輪郭を形作るすべてのものに、私がなろう。
君に彩りを与えるものすべてに、私が手をかけよう。
君を妨げる存在そのすべてに、私が鉄槌を下そう。

君は、私のものなのだから────。

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最終更新:2010年10月21日 17:30