作者:Elika


今、そこにある奇跡


いつだってそうだ。
何が一番大切なのかは、いつだって、失いそうなときに気付く。
いつだって、運命は自分を見放している。
いつだって、奇跡は自分を避けて通り過ぎていく。

自分の何が悪いのか、どうしていつもそうなのか、そんなくだらない自問自答にあけくれる。
遠い未来にあるかもしれない光をつかむ幻想に胸を躍らせながら、今、そこにある奇跡すらつかめずにいる。

神に見放されたのならば、自分の手で運をつかむより他にない
そうだ。

かみ に 見放されたのならば
自分の手で うん を つかむより他にないのだから。

どうして……タイミングよくトイレットペーパーが切れちゃうのかなああもう!!?

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最終更新:2010年10月21日 17:24