友人代表
作者:雨天決行 ◆bQJrO3CpYk
大人になった記念に着た以来
着てなかった背広に腕を通す
少し大きめに作ったあの時のまま
ため息も出ないくらい憂鬱な日
雨上がりの鬱蒼とした街並みを
バスの窓から眺めて向かう場所は
ぼくが立ちたかったあの場所
白い屋根を見ない振りして
横で笑ってるのが僕なら
なんて考えが霞むくらい
輝くような君の笑顔
思いは出すのはずっと前に見た
僕が作った笑顔
そうか僕の君は思い出か
なんて無理矢理笑ってみせた
嘘なんかじゃないよ
「おめでとう
ずっとずっと幸せにね」
最終更新:2010年10月17日 08:17