【交換条件ですよ】

姫様:茶目っ気たっぷり。補佐とそっくり。
補佐:真面目だが姫には弱い。お洒落は苦手。整えれば姫にそっくりらしい。


補佐01「失礼します、姫様。 
    じきに会合のお時間ですが御支度の方はいかがでしょう」
姫様01「あら、ちょうど良いところに。貴女、その眼鏡を外してみて」
補佐02「え? 眼鏡ですか?」
姫様02「そうです。早く外しなさい。んー……あと、その野暮ったく結った髪も解いて」
補佐03「髪も、ですか? それはちょっと」
姫様04「私の言う事が聞けないと仰るの?」
補佐04「いえっ、そんなつもりはございません! 姫様の仰せのままに」
姫様05「あら。あらあらあら! やはりそうだわ!」
補佐05「……なんでしょう?」
姫様06「やはり貴女は私に似てますわ。いつも冴えない格好しているから全然分からないけれど。
    声も背格好もそっくりだし、違うと言えば胸が若干……」
補佐06「睨まないで下さい。さぁ、もうよろしいですか?」
姫様07「いいえ、貴女は今からこの服を着るのよ!」
補佐07「んぇ?! そ、それは姫様の……」
姫様08「試してみるだけよ!」
補佐08「いえ、会合が……」
姫様09「さぁさぁ、早くお脱ぎなさい!」



姫様10「うーん、髪を梳いて化粧も施したら本当に分からないわね」
補佐09「姫様、さすがにこれはまずいのでは……」
姫様11「よろしいこと? 今から貴女は王女。私は優秀な付き人であり政務補佐ですわ」
補佐10「で、ですが姫……」
姫様12「大丈夫。バレた時は謝れば良いのです。
    さぁ参りましょう、お時間です。どうぞ、姫様」
補佐11「はぁ……」
姫様13「ごほんっ」
補佐12「……分かりましたわ。皆様を待たせては失礼ですわね。早く行きますわよ」
姫様14「はい、姫様」
補佐13「会合が終わったら着替えて異国の言葉や算術でも学びたい気分ですわ。みっちりと教えて頂戴」
姫様15「う……。は、はい。喜んでお教えします……」