録音



録音環境について


使用ソフト
   「Audacity」
   導入手順など
   他のソフトを使い慣れている方は、そちらでどうぞ。

 ・ノイズは敵
  リップノイズ…舌や唇が離れるときにピチャピチャなる音
  ブレスノイズ…マイクに息が当たってボフボフいう音
  マイクは手で持つよりも、スタンドなどで固定した方がいいです。

 ・「こもり」「音割れ」は距離で対処
  こもり…マイクに近づきすぎると音がこもります。
  音割れ…割れがちなときは極力音量ではなく距離で対処が吉。
  基本的には、マイクから多少の距離を置きましょう。

 ・かつぜつと発音ははっきりと
  口を大きくはっきりと開ける
  腹筋も使う
  必要と感じたら早口言葉で練習

 ・演技は恥を捨てる
  どうせだれも見ちゃいねぇ
  どうせだれも顔知らねぇ

 ・楽しまなくちゃ意味がない
  商売ではありません。
  強制でもありません。
  上司も部下もいません。

  ヘッドセット(ヘッドホンにマイクついてる奴)で録音するときは息がマイクにかからないように
  口の横とかに持って行ってください。
  また、誰かの掛け合いの時とかは出来る限りヘッドホンで掛け合いの声が入らないようにお願いします。
  基本的に編集の際に嫌だなーと思うのは3つです。

 ※ノイズ・声以外の音
 ※マイクに口を近づけすぎて低音が出すぎてる&息が入ってしまっている。
 ※クリップ(声が大きすぎて音割れしている)

  声が大きいなと思う人は音量設定でマイクのインポートの音量を小さくしてください。
  また声が小さすぎるのも他のノイズと混ざって大きく出来ないのでそういう人はインポートの音量を大きくしてください。
  どうしてもきつそうな場合リテイクを出すかもしれません。
 (リテイク無理だーって時は編集ががんばります)


マイクについて


  • 種類
マイクは大別すると二種類、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクに分かれます。
ですが、コンデンサーマイクは昔に比べたら安くなったとはいえ、まだまだお高い!
そのため新規にマイクを購入する方は、懐と相談しつつダイナミックマイクをどうぞ。
ぶっちゃけコンデンサーマイクは壊れやすいので、初めての方には推奨できません。

  • 指向性
これはマイクが音を拾う方向の事です。
一般的には、無指向性と単一指向性があります。
無指向性はマイクに対して、どんな方向からの音でも拾ってくれる便利な子。
ただし手当たり次第に音を拾うので、雑音のある室内では使えない子。
単一指向性は文字通り、決まった方向からの音を拾う子です。
基本的にはマイクヘッド方向からの音を拾うので、雑音にも強い子。
ダイナミックマイクに多いので、指向性の面でもダイナミック推奨です。

  • オーディオインターフェイス(サウンドカード)
音声をキレイにしてくれたり、ノイズをカットしてくれたり、これ自体で簡単な加工ができたりと、素晴らしく優秀な道具。PC録音で音にこだわる人は、必ず導入しましょう。
これを通して録音する事で、PC内のノイズの影響を受けなくなったりするので、本当に便利。一度使うと、もう手放せなくなります。
安価な物は数千円から購入できるので、懐が寒くない人は導入してみてはいかがでしょう?
今はUSB接続タイプもあるので、ちゃんとマニュアル読めば素人でも大丈夫です。

  • 録音時の注意
マイクの正面に向かって喋るのだけはダメです!
声を出すという事は、息を吐くという事。つまり正面に向かって喋ると、息の音が入ってとても聞き苦しいものになりますし、音割れが起こったりもします。
これを回避するには、息が当たらないようにマイクの角度を調整する事です。分かりやすい基準としては、マイクヘッドの延長線上に喉がある、という角度です。
また、角度の調整に加えて、多少の距離を置きましょう。あまり距離が近いと、やはり息の音が入ったり、舌や唇の音(リップノイズ)が入ってしまいます。
音量はマイクの入力レベルをいじって、適時調整していきましょう!


ノイズについて


  • ノイズ
最大の敵、それがコイツです。
ノイズなんてこの世に存在しなければいいのにね?
そうは言っても存在してしまっているので、ノイズ対策を考えましょう。

  • リップノイズ
口内の音が入るノイズ。主に「ぴちゃっ」「くちゃっ」等の音です。
録音の前に水分(お茶は油を流すのでNG)を摂取し、唇にリップクリームを塗ります。
これだけでも、リップノイズの量はかなり減ってくれる筈です。
あとは音量設定をいじって、自分の環境に合った設定をしましょう。

  • ポップノイズ
息の音が入るノイズです。「ぼふっ」などの音ですね。
マイクから適切な距離を置くか、ポップガードを使ってみましょう。
とはいえ、息の音を演技に取り込む場合もあるので、注意しておくぐらいでいいかもしれません。

  • ハンドノイズ
マイクを握っているために発生する音です。
うん、いいからマイクを固定しろ。それだけで解決します。

  • ホワイトノイズ
空気の音。「サー」とかいう音です。
音量を上げてやったり、ノイズ軽減ソフトを使ったりしてみましょう。
ソフトのイコライザー機能で、高音のノイズ部分を削るのも有効です。

  • ハムノイズ
なんか唸ってるような、「ムーー」って感じの音がするノイズ。
原因は大半がPCの電源周りや電化製品の影響です。ケータイとか電源切りましょう。
当然ですが、テレビも消しておきましょうね?

  • スクラッチノイズ
あちこちに「チッ」という感じの、途切れたような音が入るノイズです。
コイツはノイズ軽減ソフトや、エフェクターで対処するのがベストでしょう。


ファイルについて


  • チャンネル
音の波形の数の事です。
1本ならモノラル、2本ならステレオ! ちなみに映画なんかの5.1チャンネルは6本。
基本的に本数が多いほどファイル容量が増大します。
そしてマイク1本で録音したものは、ステレオでもまったく同じ波形になるので、ステレオになんかしないでモノラルで録音しちゃいましょう。
チャンネル数の変更は各ソフトで簡単にできるので、容量削減のためにもモノラルで!

  • サンプリングビット数(NOT "ビットレート")
音声に対して使う場合は、1サンプルあたりのデータ量を表したものです。単位はbit(ビット)。
設定は、最低でも16bitにしておきましょう。
細かく語ると長くなるので、多いが音質イイ! と思っておきましょう。

  • サンプリング・レート(サンプリング周波数)
1秒間に何回アナログ信号をデジタル信号に変換するかを表す数値です。
この数値が大きいほど、高音が再現されます。
CDが44,100Hzなので、そのあたりの数値に設定しておきましょう。

  • ビットレート
MP3などに圧縮する場合、1秒間あたりのデータ量をどのようにするかの設定です。単位はkbps(キロ ビーピーエス)。
この数値が大きいほど劣化が少なく圧縮されますが、その分ファイル容量が大きくなります。
128kbps程度でよいと思われます。

実際に読む場合について


  • 滑舌
練習あるのみ! 外郎売とか読んでみましょう!
……あと、虫歯とかあったりする人は、歯医者さんで治しておきましょうね?

  • 演技
声色よりも抑揚が大切だったりします。
この感情にはこんな声、ではなく、この感情はこう表現する、と認識しましょう。
最初から台詞を表現するのは難しいと思うので、まずは朗読でもやってみたどうでしょう。
抑揚の変化を心がけて読む事で、しっかり基礎を作りましょう。
声色なんて、後から工夫すればいいんです!
……まあ、工夫せずとも声色をいくらでも変えられる体質の人とかいますけどね。

  • 掛け合い台本を読むとき
台本PDF化サービス おまけ セリフ強調ツール2などを使うと読みやすくなるかも。