雲の上の生徒会長


「生徒会長……良いやつだったな…… 」

「お前のことは忘れないぜ……生徒会長…… 」

「あの雲……まるで生徒会長が笑っているみたい…… 」

「あの生徒会長……まるで雲が笑っているみたい……」

「雲のような笑みと蜘蛛のような笑み…… 」

「生徒会長……。半分はお前の望んだ学校になったけど、もう半分はかなわなかった、よ…… 」

「本当に副会長が生徒会長を……?」

「生徒会長って……どんな奴だったっけ?なんせ雲の上の人なんで、顔も見たことないっス。
 サーセンwww」

「天まで届く生徒会長……」

「生徒会長がいたから、俺たちがいたのか。俺たちがいたから、生徒会長がいたのか」

「しかし生徒会長だけでは生徒会は動かせない」

「生徒会長……あなたは今、笑っていますか。怒っていますか。泣いていますか。
 それとも……。あなたの理想は、我々には重すぎた」

「生徒会長……私、本当は生徒会長のこと……」

「殺したいくらい憎いの……でも……」

「もう貴方は雲の上……手の届かないところに行ってしまった……」

「これを御棺に……皆の思いが綴られています」
(会長……書記としての最後の勤め、果たさせて頂きます……)


「アディオス、会長。地獄でまた会おうぜ」
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最終更新:2011年02月07日 22:18