読書感想文ぱにぽに

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私がこの本を選んだのは、単純に題名に惹かれただけです。
ですが、読んで見ると案外奥深い内容でつい1日中読みふけってしまいました。
改行
内容は学園友情コメディです。
あらすじはとある私立高校にわずか十歳でコロンビア大学博士号取得の超天才のちびっこ天才の
レベッカ宮本(通称ベッキー)と兎がやってきて教師となり学園生活を満喫するものです。
改行
この本の特徴はただひたすらにシュールにそしてとことん脱力系でつっぱしって読者をあきさせないことです。
しかし、本作の一番の魅力、というより特徴は毒のあるギャグが混じってることです。
例えば先ほどの主人公「レベッカ宮本」は登場した次のページで既に生徒を虫ケラ扱いしていたり齢80を超えていそうなおじいさんがギャグについて暑く語ってぎっくり腰にで運ばれるなど
毒があります。こういう作品は珍しいですよね。後個性豊かな登場人物も見所です。
例えば橘玲という人物が出てきます。この人は登場人物のなかでも毒が強く、徹底的にレベッカ宮本をいじめます。
ただし話の中で文化祭や遠足などを通じてわかりあっていきます。
そして最終的にはその人は中華料理店でバイトをしているのでお金に困ったレベッカ宮本先生を助けてあげます。
実はこの場面が私は一番好きです。最初はいじめるいじめられるの関係だったのがいつの間にか固い友情で結ばれそれがここで現われている。この場面にとても感動しました。
いつの間にか内容の話になってましたがこの作品は前に書いたようにちびっこ先生が高校にやってきてだんだん馴染んで行くそして学園のみんなと成長していくという物語ですが、
そこにはいくつか自分たちと同じような接点がありました。例えばさっきの橘玲とレベッカ宮本の友情、ごくありふれた学園生活にあるちょっとしたずれ、だんだん馴染んで行く先生
これは私たちが始めて教室で出会ってそして知り合っていく。それと同じではないでしょうか。
私はこの作品を読んで友情とはこういうものだったのか、友達について考えなおして、大事にしないといけないなと思いました。

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最終更新:2008年04月18日 01:21
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