2.大気エアロゾル:気候影響評価の不確定性打開へ向けた新展開

エアロゾルの地球規模の循環や気候に対する影響は,物質循環および大気大循環モデルの開発という観点などから,沼口さんも大いに興味を持っておられたテーマである.エアロゾルは過去・現在・未来の気候変動を考える上で重要なファクターと認識されているが,2007年に公表された気候変動に関する政府間パネル第4次評価報告書(IPCC AR4)においても,エアロゾルの気候影響に関しては依然として定量的不確定性が大きいという問題を抱えている.本セッションでは,エアロゾルの大気循環および気候影響についての観測・モデリングにおいて新しい手法でアプローチしている研究に関する講演を通して,その定量的不確定性の打開策を探る.


第一日目 3月30日 (月)


(竹村俊彦 九州大学応用力学研究所)
14:10-14:20 
エアロゾル観測の現状と問題点
(青木一真 富山大学理学部)
14:20-14:50 
ライダーを用いたエアロゾルの観測研究

(西澤智明 国立環境研究所)
14:50-15:20 
エアロゾルとデータ同化 ―予報・再解析・発生源逆推定―

(弓本桂也 九州大学応用力学研究所)
15:20-15:35 
広域雲解像モデルによって表現できる対流雲とエアロゾルの相互作用

(三井達也 東京大学 気候システム研究センター)
15:35-16:00 
議論

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最終更新:2009年05月11日 08:48