アターホー |
リンシャン |
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あっ、ここにいたのね…。 |
お…おヌシはリンシャン。 |
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アターホー… あなたをずっと探してたのよ。 |
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今日こそ、わたしにつき合ってもらうわ! |
そ…それはじゃの… あの そんな話、突然言われてもな…。 |
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もう じれったいわね。 |
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よし、わかったわ。 それじゃ、こういうのはどう? |
な…なんじゃの? |
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わたしが勝ったら、 あなたがわたしにつき合うの。 |
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それで、あなたが勝ったら、 わたしがあなたにつき合うの。 |
そ…それじゃ 全然変わらん気がするんじゃがのう…。 |
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わかったわね。 それじゃ、勝負よ! |
アターホー |
ファーリン |
おや、ファーリンどのじゃないか。 おヌシも参加しておったんかのう。 |
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いえわたしは、あまりにもこちらがにぎわっていたので なんとなく寄ってみたら、 いつのまにか参加する事になってしまって…。 | |
ワシも似た様なもんじゃわい。 |
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大会が開かれるというから腕試しに… と思って出場してみたら、何とゲーム大会だったじゃないか。 今さら参加を辞退してもメイワクがかかるだけだしのう…。 |
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そうですね。 みなさんにご迷惑をおかけするわけには…。 | |
それじゃ、そろそろ始めるとするかのう。 |
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アターホー |
ペトゥム |
おや、アターホーさんじゃありませんか。 どうです? 今度また一緒に飲みませんか? | |
いや、やめておこう。 おヌシと飲むとロクな目に会わんからのう。 |
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いやですねぇ。 この前の事、まだ怒ってるんですか? | |
あたりまえじゃい。 |
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あれだけ飲んでおいて、 自分は「用事を忘れた」といって帰りおって…。 |
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おヌシのおごりのはずが、 結局ワシが全部払う事になったのじゃからのう。 |
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まあ、そう怒らないで。 | |
あまり怒ると頭の欠陥… もとい血管が切れちゃいますよ? もう無理のできる年じゃないんでしょうし…。 | |
見た目よりも歳を取ってるおヌシに言われたくないわい!! |
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アターホー |
スマッシュ |
よう、おっさん。 こんな所で会うなんて奇遇だな。 いったいどうしたんだい? | |
大会があるっていうんで参加したら、 武闘大会でも大酒飲み大会でもなくて、 ゲーム大会だったとはのう。 |
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な~んだ。 てっきりおっさんもオレとおんなじで、 大会に優勝して有名になって、 かわいいギャルをゲットしに来たのかと思っちまったぜ。 | |
頼むからおヌシと同じレベルで考えないでほしいぞい。 |
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悪いけど、このオレの計画のために、 おっさんにはここで負けてもらうぜ。 | |
アターホー |
ユリワカマル |
おや、おヌシは! |
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お前さんとはどこかで会ったことがあったかな? |
わしだよ、アターホーだよ。 |
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ほら、あの時の… |
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あの時の |
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あの |
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……………………………… |
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え~と。 |
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そうそう |
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なんじゃったかのう。 |
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あれれ。 |
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う~む、さっぱり思い出せん!! |
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何なんだ、お前は! |
アターホー |
リンシャン(エンディング) |
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負けたわ…約束どおり、 わたしがあなたにつき合うわ。 |
ま…まて、リンシャン。 おヌシには、 まだ早すぎると思うのじゃが…。 |
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そんな事ないわよ。 わたしだってもう立派な大人よ。 |
そ…それはそうじゃが…。 |
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アターホーほどは飲めないけど、 つき合う程度なら大丈夫よ。 |
飲める…? いったい何の話なのかのう? |
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何って…。 今日は一緒にお酒を飲んであげるって話を しているんじゃない。 |
なんと、酒の話だったのか。 なんだ、そうかそうか。 |
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ん? アターホー。 いったい何の話だと思ったの? |
そ…それはじゃな… 何でもないんだ、忘れてくれ! |
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なに? 何とカンチガイしていたの? 教えてよ、アターホー! |
アターホー |
眉犬(真エンド) |
なんとっ、おヌシの正体は眉犬だったのか! じゃが、なにゆえワシに対戦を挑んできたのかのう…。 |
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クゥ~ン…。 |
フム。何を言っているのかわからんが、 とにかくこのワシに挑戦したのは、ちと無謀だったようじゃな。 |
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リンシャン |
ファーリン |
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こんにちは。 |
こ…こんにちは。 |
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あなた、ひょっとしてファーリンさん? |
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そうですけど、どうしてわたしの名前をご存知なのです? |
なるほど、アターホーが言っていた通りの人ね。 ひとめ見ただけで、そうだとわかったわ。 |
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まあ、アターホーさんのお知り合いの方ですか。 |
言っときますけどアターホーはわたしのものだから、 手を出したりしたら承知しないわよ! |
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あなたには、スマッシュがお似合いよ! |
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なっ…なんですって! よりにもよって、スマッシュさんだなんて…。 |
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物事には、言って良いことと悪いことがありますわ!! |
リンシャン |
ペトゥム |
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はじめまして。 あなたがリンシャンさんですね? |
あ…あなたは…? |
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あっ、これは申し遅れました。 私はアターホーの友人の ペトゥムという者です。 |
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あなたの事は彼からよく聞いていますよ。 |
それで、アターホーは わたしの事でなんか言ってた? |
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特に何も言っていませんでしたが、 とても気にかけている様子でしたよ。 |
そう、ありがとう。 それじゃ、また。 |
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おや、もう行かれてしまうのです? せっかちな人ですねぇ。 |
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一回くらいつき合ってくださいよ。 |
リンシャン |
スマッシュ |
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よう、リンシャン。 久しぶりだな。 |
あらスマッシュじゃない、偶然ね。 あいかわらず女の子のお尻を追いかけてるの? |
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ヒデェ言われようだな。 |
おおかた、この大会に出たのも、 出場する女の子が目当てだったんじゃないの? |
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ちっちっち。 そいつは違うぜ。 いいか、よく聞けよ。 |
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オレがこの大会へ参加した真の目的はだな、 優勝して有名になって ギャルにモテモテになる事であって、 |
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女の子のお尻を追いかけるために 参加してるんじゃねぇんだ!! |
どっちも変わらないわよ、バカ。 |
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なにぃ~!! |
リンシャン |
ユリワカマル |
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そこの女、ちょっと待て! お前さん、もしかしたらリンシャンだろう? |
誰、あなた? 人の名前を勝手に呼んで…。 |
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お前さん、最近ちょっと人気が出てるみたいだな。 |
あなたはひょっとしたら… |
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派手好きな遊び人なのに最近カゲのうすい ユリワカマルでしょ。 |
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う…うるさい。 人が気にしてる事を…。 |
リンシャン |
アターホー(エンディング) |
約束どおり、わたしにつきあってね。 アターホー。 |
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うむ。少し早い気もするが、 約束じゃからのう |
ちっとも早くなんかないわよ。 それに… |
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アターホーが一緒にいれば、 どんな困難でも 乗り越えられそうな気がするしね。 |
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そう言われると、ちょっと照れるのう。 |
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仕方がない。ワシもこれを機会に、 そろそろ腰をすえるカクゴをするかの。 |
腰をすえるって、何の話よ、アターホー。 ひょっとして、わたしと武者修行に出るのが そんなにイヤなの? |
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む…武者修行?! なんだ、武者修行に つき合えって事だったのか…。 |
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ワシは、またてっきり… |
てっきり、何? |
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そ…それはじゃな… 何でもないんだ、忘れてくれい! |
てっきり何よ? 何とカンチガイしてたの? |
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ほ…ほら、武者修行の度に出発するぞい! |
あっ…待ってよ、アターホー! |
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リンシャン |
眉犬(真エンド) |
あんたは眉犬だったのね! |
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このわたしに挑戦しようだなんて、10年早いわよ。 また修行を積んでから出直しなさい! |
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キュ~ン…。 |
ファーリン |
ペトゥム |
あら、ペトゥムさん、 こんにちは。 |
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やあ、どうも。 |
………………………。 |
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………………………。 |
これで最後の試合なんですよね? |
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どうやらそのようですね。 |
………………………。 |
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………………………。 |
勝ったら優勝ですね。 |
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ゆぅ あぁ ちゃんぴおん というやつですね。 |
………………………。 |
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………………………。 |
そろそろ始めましょうか。 |
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そうですね、時間がもったいないですから。 |
ファーリン |
スマッシュ |
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ファーリンちゃんじゃないか。 会いたかったよぉ。 |
あら、スマッシュさん。 わたしもスマッシュさんに会いたかったですわ。 |
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ううっ…。 ファーリンちゃん、ひょっとして そこまでオレの事を想っていてくれたのかい? |
もちろんですよ、スマッシュさん。 以前お貸ししたお金2000G、 返していただきたいんですもの。 |
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そ…そういえば、そんなこともあったっけ…。 |
ありましたわよ。 それにもう期限は過ぎているのですよ。 |
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すまない、ファーリンちゃん! 今、手持ちがないんだ!! |
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もう少し…もう少しだけ待ってくれ!! |
どうしましょうか…。 |
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そうですね、私と勝負して勝ったら、 もう少し待ってあげますわ。 |
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さっすがファーリンちゃん。 話がわかるぜ!! |
ファーリン |
ユリワカマル |
こんにちは。 |
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ファーリンじゃないか。 久しぶりだな。 |
ユリワカマルさんの方こそ お変わりない様ですね。 お城の生活はどうですか? |
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いや、実はあの後な… |
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兄上も帰ってきた事だし、 また城を抜け出したんだ。 |
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いや、本当の事を言うと、 城での生活と女物の着物が キュークツだったからなんだけどな。 |
まぁ、そうだったんですか。 でも、少し残念です。 |
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な…何がだ? |
一度でいいから、 ユリワカマルさんの着物姿が見てみたかったわ。 |
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お…おい、 ジョーダンはやめてくれよ。 おれはあんな物着るなんて、二度とゴメンだぜ。 |
ファーリン |
ペトゥム(エンディング) |
ところでわたしたちは、なぜこのような事 していたんでしょうか |
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さぁ、わかりません。 いったいなぜでしょうね |
………………………。 |
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………………………。 |
そうそう、ペトゥムさん。 先日、おいしいお茶が手に入ったんです。 一緒にどうですか? |
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そうですね。 お言葉に甘えて、ご一緒しちゃおうかな。 |
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それでは私は、 おいしいお茶菓子でも持ってきましょう。 |
わかりましたわ。 それではお待ちしています。 |
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ファーリン |
眉犬(真エンド) |
あなたは…眉犬さんだったのですか? |
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キュ~ン…。 |
あなたは、人をいきなりおそうという事が どんなにいけない事かわかっているのですか! |
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これからその事について、じっくりとお説教してあげますから よく聞くんですよ。わかりましたね!! |
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キュ~ン…。 |
ペトゥム |
スマッシュ |
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おっ、ペトゥムじゃねぇか。 こんな所で会うなんてめずらしいな。 |
…そうですね。 |
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久しぶりに会うが、全然変わっていないようだな。 |
…そうですね。 |
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キリやアリババ達は元気でやってるのかな? |
…そうですね。 |
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何だか、さっきから 『そうですね』しか言わねぇじゃねぇか。 |
…そうですね。 |
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ペトゥム、お前ふざけてんのか!! |
…ん…あぁ…。 これはこれはスマッシュさん。 おはようございます。 |
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あまりの眠気に、思わず立ったまま寝てしまいましたよ。 |
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ところで大声なんかだして… どうしたんですか? |
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なにぃ~っ!! ということは、今までのお前の返事は全部寝言だったのか!! |
ペトゥム |
ユリワカマル |
やあ、こんにちは。 |
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あ…あぁこんにちは。 |
はじめまして、ペトゥムです。 よろしくお願いします。 |
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あ…オレはユリワカマル。 こちらこそよろしく。 |
それでは時間がもったいないので、 そろそろ始めましょうか? |
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そうだな、そうしようか。 |
ペトゥム |
眉犬(真エンド) |
おや、あなたは眉犬さんでしたか。 |
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クゥ~ン…。 |
なるほど、人を探しているんですか。 その人なら、先ほどあっちにいましたよ。 |
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|
ワンワン |
いや、お礼なんて結構ですよ。 それではお元気で。 |
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スマッシュ |
ユリワカマル |
いよいよ最後か…。 いったい、どいつが相手なんだ? |
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まぁいいか。 どんなヤツが相手だろうと、オレは負けん! |
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なんだ。最後の相手はバカ犬だったのか…。 |
お前はユリワカマル! |
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はっ、あいかわらずスケベな顔をしてるな。 |
にゃにおぅ~! お前の方こそ、 あいかわらず色気がねーのな。 |
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|
そんなに死に急ぎたいのか?スマッシュ。 |
ふん、急いでるのはお前じゃねーのか? ユリワカマル、勝負だ!! |
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望むところだ。 |
スマッシュ |
ユリワカマル(エンディング) |
よし、オレの優勝だぜ! |
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さぁ、何人の女の子がオレの優勝を 祝ってくれるのかなぁ~? |
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おい、スマッシュ。 まわりには、もう誰もいないぞ。 |
にゃにぃ~っ!! |
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い…いや このオレの優勝を祝ってくれる女の子が きっとどこかに隠れているはずだ! |
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どこだ? どこにいるんだっ! カワイイギャル達よっ!! |
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……………… |
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もう、いい加減あきらめたらどうだ? |
優勝して女の子にモテモテ計画が…。 ジゴロになる計画が…。 |
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そ…そんなぁ…。 |
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ふぅ、やれやれ…。 あいかわらずのバカだな…。 |
スマッシュ |
眉犬(真エンド) |
お…お前は眉犬!! |
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クゥ~ン…。 |
元気だったか? 会いたかったぞ~! |
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ワンワ~ン! |
アオ~ン!! |
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ユリワカマル |
スマッシュ(エンディング) |
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くそぅ…オレの負けだ…。 |
……………… |
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オレも男だ! ハラをくくったぜ!! |
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さぁ、ユリワカマル。 落とし前としてこの体、 煮るなり焼くなり好きにしてくれ!! |
なんだ…お前にしちゃ、 やけに往生際がいいじゃないか… |
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………ってヤメろ!! お前は何を考えてるんだ!! |
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え? チガウのか?? |
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だってこういう時は普通、 負けた方が服を脱ぐって 相場が決まってるじゃねぇか。 |
い・い・か・ら! |
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お前に何もしないから、 さっさと服を着ろ!! |
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なんだお前。 そんなにオレのハダカがハズかしいのか? |
あたりまえだろ! 俺は女だ~!! |
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ユリワカマル |
眉犬(真エンド) |
なんだお前、眉犬だったのか。 相変わらず変な顔~。 |
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|
キュ~ン…。 |
よ~し、再会ついでに、またラクガキしてやろ~か。 どんな顔にしてやろ~かな~? |
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|
キャイ~ン!! |