質問コーナー

クライオニクスに関する質問と回答を書いてみました。


質問
なぜ、死後に冷凍保存をするのですか?

回答
蘇生(生き返り)が目的です。100年後、200年後の世界を観ることと、今の人生で叶えることができなかった夢を未来で叶えるためです。また、現在、自分自身が老化することと、死ぬことを危機と捉え、対策と位置付けています。究極のロマンと危機への対策が冷凍保存です。


質問7
どのような場合、クライオニクスができないですか?

回答7
家族が死後に反対した場合です。配偶者の反対、子孫の反対。あと資金不足。


質問6
保険金をクライオニクスに充てられますか?

回答6
生命保険ですと、死亡後になるため、相続を経由します。相続人の賛同が得られなければ、保険金を充てられない場合があります。遺言状で書いていても、遺留分、また親族の反対が考えられます。


質問5
冷凍保存は詐欺ですか?

回答5
私どもは患者様から依頼がなければ冷凍保存のお手伝いを致しません。患者様ご自身がが冷凍保存が本当に必要だと思わない限り、するべきでないです。むしろ、こちらとしても、ご依頼をいただきたくないですね。後々のトラブルを回避するため、私どもの同意事項に全てご同意を受けた上で、お手伝いをさせていただきます。お客様に迷いがなく強く望まない限りこちらとしてもご依頼を受けない、そのようなスタンスです。詐欺だとおっしゃられる方は、私どもを頼らず、ご自分で動かれるべきです。

むしろ、既存の宗教が詐欺ではないでしょうか。神様、仏様も人間が勝手に想像したもので、実際は異なる場合があります。どの宗教もお布施や寄付金などお葬式をするだけで10万円を超えるのが一般で、私たちは既存の宗教に問題があると思っています。


質問4
いくらでクライオニクスができますか?

回答4
ロシアのクリオルス社で510万円~。冷凍保存代、飛行機代、葬儀社様へのお支払い。ただ、これは現時点での目安です。将来、高度な技術が出て来る可能性があるので、500万円以上の準備が必要です。将来の解凍にも費用がかかります。クライオニクスの会社が倒産した場合に、搬送しなければいけません。そのために当チームを作りました。もし自分で搬送などでき、施設が作れるなら他社へお願いする必要はありません。


質問3
冷凍することにより細胞は損傷を受けますか?

回答3
冷凍することで大きな損傷を受けます。現在の技術では、ストレートフリージング、還流、その他どちらを選択しても蘇生の保証ができる技術に達していません。しかし、現在、80歳、90歳の方、余命数ヵ月の患者様は『死』が確定しています。臓器を作り取り換えることも、体をロボットにすることもできません。

可能性を残すために冷凍保存されています。しかし、数年後(30年後~40年後)には損傷のない保存ができると予想しております。つまり、私たちの生存中に技術が完成する可能性がある訳です。このため、管理人は40年後に備えて貯金をしています。


質問2
解凍はいつ可能ですか?

回答2
最も合理的な時代に解凍します。管理人はiPS細胞で作った体や、機械の体と、電子化などと予想しています。解凍しても再寿命(再び到来する寿命)があるため、急いで解凍はしません。解凍技術が完成した2070年~2110年頃が理想です。個人的にですが、これより、遅過ぎても早過ぎてもリスクが高いと予想します。


質問1
独身ですが冷凍保存できますか?

回答1
独身の方、またはご結婚されている方でも遺言状を書いても、実行してくれる人がいなければできません。状況によってはできない場合があります。もし独身でなくて家族がいても、保存に反対されてしまったら保存できません。身寄りがない方は現在の法律ではクライオニクスできない可能性が高いです。お子様が4人いたとしても、4人とも反対したら、実質的に身寄りがない方と同じ状況です。
最終更新:2020年05月18日 17:34