2010年5月26日
先日作った2009年版のリストに続いて、2010年版(正確には、2009年12月から)の、韓国で刊行された日本の推理小説リストを作りました。まさに今現在、韓国ではどのような日本の推理小説が読まれているのか、興味がありましたらどうぞ見ていってください。
(12月から集計しているのは、韓国のミステリ専門誌『季刊ミステリ』の集計期間と一致させるため)
リスト作成にあたって
- 韓国のネット書店「アラジン」で「文学>本格ジャンル小説>推理小説/ミステリ」を検索し、出てきたもののうち日本の作品を、著者名50音順に並べた。
- 「文学>本格ジャンル小説>ホラー/恐怖小説」の結果も付け加えた(現在2冊のみ。〈ホラー〉と注記)。
- 韓国のネット書店「リブロ」でも同じように検索し、いくつか補った。
- 別ウィンドウでひらきたい場合は右端をクリック。
- 韓国語のタイトルが大幅に変わっている場合は、その直訳も示す。
- 【初訳】と書いたものは、その作者の韓国での最初の単行本。(ただし、それ以前に雑誌掲載などはあったかもしれない)
- 前年12月発売のものには「★12月」と注記した(6冊)。
- リストに挙げた作家のミステリ以外の作品が期間内に翻訳されている場合はなるべく注記したが、すべては網羅していない。
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
アンソロジー
久生十蘭 「妖翳記」(→韓国語タイトル「可愛い悪魔」)
山本周五郎 「その木戸を通って」
角田喜久雄 「鬼啾」
横光利一「時間」
芥川龍之介 「妙な話」
村山槐多 「悪魔の舌」
西尾正 「海蛇」
最終更新:2010年11月25日 01:03