2010年6月23日作成
(2010年6月24日更新)
本屋大賞(2004年-)の大賞受賞作品の、海外での刊行の有無について調べました。
(とりあえずは台湾と韓国についてだけ調べています)
(2010年6月24日追記:中国大陸部での刊行の有無について追加しました。また、英訳本とフランス語訳本があるものは追加しました(刊行地域がどこなのかはよく分かりません…))
(2010年6月24日追記:ドイツ語訳およびタイ、インドネシア、ベトナムでの刊行についても調査。ドイツ、タイ、インドネシアは無し。ベトナムは『博士の愛した数式』のみ(この辺りは、言語がまったく分からないので見落としがあるかもしれない))
(2010年6月24日追記:『博士の愛した数式』のスペイン語版・イタリア語版・スロベニア語版にリンクを貼りました)
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- 日本語タイトルの右側に台湾でのタイトルを示した。
- 台湾と韓国と中国大陸部での刊行年月の右には、日本での刊行とどれぐらいタイムラグがあるかを示した。
- それぞれ、ネット書店にリンクを貼った。右端をクリックすると別ウィンドウで開く。
英訳
- いくつかの出版社から刊行。アメリカやイギリスなどの刊行地域の違い?
- ハードカバー版とペーパーバック版の差異もあり
本屋大賞は、台湾では「書店大獎」、「書店大賞」、「本屋大賞」といくつかの表記があるようです(最初に示したものが普通)。上で見たネット書店の各ページでは、宣伝文句の中でいずれも本屋大賞に言及して、その大賞を受賞しているということを前面に押し出しているので、すでにそれなりに知名度があるのかもしれません。
また韓国では、本屋大賞は、「ハングル表記:서점대상」、「漢字表記:書店大賞」、「発音:ソジョムデーサン」となっています。こちらでも、上のネット書店のページを見るとやはり宣伝文句として本屋大賞の名が挙げられています。
それにしても、台湾と韓国ですべての大賞受賞作が刊行されていることには驚かされました。そして、(本屋大賞とは直接関係ないけど)翻訳刊行まで最短7か月(韓国の『ゴールデンスランバー』)というのもすごい。そのうち、各年の第2位以降の作品の翻訳の有無についても増補したいと思っています。
最後に、この記事の作成のきっかけになった『サクリファイス』。
最終更新:2011年01月08日 11:09