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毬追い 作詞/無楽
トタン屋根うつ雨音の下
前足をかけうつろな目
すがる鳴き声つれていってと
爪を立てるは我が心
前足をかけうつろな目
すがる鳴き声つれていってと
爪を立てるは我が心
顔をあげれば尻尾は向こう 君の心のけなげさを
じゃらし遊べる日々がゆく すりよる時の鈴の音
わがままな姫に捧げた物の
爪のあと見て呼ぶ名前
朱色の毬をつついて追って
丸くなる日の手まり唄
遊ぶつもりが遊ばれ眠り 胸の上のる姫君の
顔を見上げる幸せを 毬に刻んでさようなら
柱の傷に涙する
手の平の傷 浅さを恨み
冬のこたつに春の縁側
毬が弾んだ 一つ二つ
じゃらし遊べる日々がゆく すりよる時の鈴の音
わがままな姫に捧げた物の
爪のあと見て呼ぶ名前
朱色の毬をつついて追って
丸くなる日の手まり唄
遊ぶつもりが遊ばれ眠り 胸の上のる姫君の
顔を見上げる幸せを 毬に刻んでさようなら
柱の傷に涙する
手の平の傷 浅さを恨み
冬のこたつに春の縁側
毬が弾んだ 一つ二つ