作曲できる奴ちょっとこい

毬追い

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akatonbowiki

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毬追い  作詞/無楽

 トタン屋根うつ雨音の下
 前足をかけうつろな目
 すがる鳴き声つれていってと
 爪を立てるは我が心

 顔をあげれば尻尾は向こう 君の心のけなげさを
 じゃらし遊べる日々がゆく すりよる時の鈴の音
 わがままな姫に捧げた物の
 爪のあと見て呼ぶ名前
 朱色の毬をつついて追って
 丸くなる日の手まり唄
 遊ぶつもりが遊ばれ眠り 胸の上のる姫君の
 顔を見上げる幸せを 毬に刻んでさようなら
 柱の傷に涙する 
 手の平の傷 浅さを恨み
 冬のこたつに春の縁側 
 毬が弾んだ 一つ二つ

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