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幽送諧謔歌「冥帝」 作詞/108スレ353

栄光飾って 笑り(にやり)と慟哭
爛れた宝屋(ほうや)の残光巡って
紅幕(こうまく)落散れば(おちれば) 坊やは嗤う
「廻れ廻れよ風車(かざぐるま)」
落ち葉が飛螺飛螺(ひらひら) 隠して急ぐ
きいろいポストの髑髏頭(しゃれこうべ)
脆々(ぜいぜい)息上げ 我が子を捜す
「坊やよ坊や、飴をやるから出ておいで」
天眼(あまめ)のカーテン包(くる)んで穿つ
はいいろ譜面の崩壊連鎖
造形無視して我が子を愛(いと)む
かなしいかなしい魔笛の楽園
「綺麗ナ衣服ニ美味タル食ベ物、何ガ足リナイ?コレデモカ?」
ああ早く まだ早く そう あの月を越えるまで…
誘(いざな)い誘蛾(ゆうが)の散薔薇(ばらばら)死体
気付かぬ母親哀れと笑んだ
背徳無視して窒息接吻
硝子と死に目のきいろいポスト
「坊やよ坊や、手紙を書くからお返事おくれ」
幸せ 返らぬ