作曲できる奴ちょっとこい

四畳半

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akatonbowiki

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四畳半  作詞/592スレ7-8

何も無い部屋 私は産まれた
食い散らかして生きた証が
床を埋め尽くす
ゴミまみれの部屋 私は生かされた
窓越しには常にに
風に揺れるロープが見えていた
二階建ての四畳半
私が私として生きるには広過ぎた
きっとそうだって、思ってた。
感情のままに家具を揃えても
「汚い」と言われれば捨ててきた
生きる為に最低限必要なモノを
集めて並べた四畳半
ゴミだらけの部屋 なんとか生きてきた
見た目通りに心も汚れた
わかってるよ 自分のせいだって
車が通るだけでギシギシと揺れる
この部屋は私そのもの
大人になって出会った全ての日々
大人になってから得た素晴らしい日々
私は部屋を片付けました
私は家具を揃えました
窓越しのロープを片付けて
空を見上げました
感情のままに家具を揃えても
「汚い」と言われれば捨ててきた
空虚に満ちたこの部屋の
窓を開けて換気をした
優しい風が部屋を包み込んで
私は涙を流しました
空虚に満ちたこの部屋が
とても愛しく思えたから

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