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政治@アルールシア帝国


目次


概要


アルールシア帝国では、皇帝以下連合王国国王、それから各公国の大公や貴族領主達が、それぞれ与えられた土地を支配しており、全土に均一に適用される、明文化された法律というものはほとんど存在しません。
せいぜいが、初代皇帝が発したいくつかの「法度(ア:メトラ、ダ・ソ:メートーラ、日本の武家諸法度に近い)」と呼ばれる、貴族や騎士としての「良き姿(ア:ヴェラスペェート=元の意味は「美しい振る舞い」)」を規定した20条ほどのものがあるにすぎません。

ただし、「古法(ア:ヴェチャレェ、ダ:ヴェチャーレ、ソ:ヴェチヤレベ)」と呼ばれる、この地域に根付いている不文律が存在しています。もちろん、不文律とはいえ、土地の賢者や学者達など、それを書物として保持している者が多数いますので、それが事実上の法律となっています。

当然ながら各地の問題については、土地の領主が、それぞれ自身の足で村々をまわり、直接訴えを聞いて、解決しています。
領主の仕事とは、自身の治める土地を、部下を引き連れ、自身の足で巡る、というより、巡り続ける事が基本となり、それが土地の治安の維持にも役立っています。

これが、中央集権化の進んだ連合王国では、各地に代理管理職、代官と代官所を設ける事で、旧来のシステムに代えています。
代官は官騎士と、それを補佐する学者が大半であり、土地の名目上の支配者である貴族はほとんど関与する事ができなくなっています。
この場合、税は一旦は貴族と代官が共同で運用している倉庫(大抵は都市の城郭内や土地の城砦に存在している。現金での支払いではなく、物納であるため、倉庫が必要となる。現金でも可能)へと運び込まれ、貴族の位に応じて、貴族と王国の国庫とへ分割して納められます。
ただし、ここ数年で、貴族や王家と契約を結んだ大商人たちが間に入る事で、国庫に直接現金を納める手法が出現しており、爆発的に広がっています。

もちろん、旧来の、実質的な支配権を維持している貴族もいますが少数です。
また、そうした旧来の支配権を維持している貴族達でも、税を扱う際には土地の賢者や学者(神殿の神官達の場合も多い)を雇うのが通例となって(そもそも数字を扱う、算学について詳しい者がほとんどいない)いますので、そうした部分からも、連合王国の中央集権化はより強固になってきています。

ちなみに数字を扱う事、つまり読み書きそろばん(そろばんに似た物は存在する。それどころか、高等数学などほどんど存在しない世界であるにも関わらず、ヴォル族の世界には、計算尺と同様の物まで存在している)については、貴族であっても苦手な者が多いという事。

文字や数字が、事実上暗号と同様の、難解な規則によって縛られているため、専門家でないかぎり、それを自由に読み書きするのが不可能となっているのが原因。
貴族達はもちろんそうした文字や数字の読み書きは習うが、自在に利用できるかというと、やはり問題がある。

神々に許された、使用可能な文字というのが極端に少ないためである。

文章とは、書かれた内容を読み解くために必要な解読法が最初に載っており、その後に記号化された情報が並んでいるものを言う。

大半の書物も同様の書き方になっており、口語を記号化した文字で書かれた文書など存在してはいけない事になっている。


国政について。

アルールシア帝国では、封建体制下にある領土および、帝国全体に関する問題については、毎年行われている「アラフィナ・コンサーグル(単にコンサーグルとも呼ばれる集会。アルールシア王国時代からの伝統的な首長会議。元は遊牧民の血族会議)」によって決められることになっています。
また、皇帝軍の予算はこの会議において決定されます。

毎年行われている「コンサーグル」には、帝国全土から侯爵以上の領主が隔年で、つまり半数づつ集まり、各種調停や軍事、税率その他もろもろの事柄についての話し合いがおこなわれます。

また、侯爵未満の領主達についても、「パクラ・コンサグル」と呼ばれる、にたような形式の会議が開催されており、通常四年に一度、帝都で開かれる事になっていますが、参加については強制されていません。
こちらは事前に各領主から提出された議題を元に、領主達からの意見が出され、皇帝が裁決を下します。
また、こちらは通常議長には通常エディウス神殿の神官長が任命され、進行役については宮廷魔導師が任命されます。


また、ダッセル=アルールシア連合王国においては、国王が任命した地、水、火、風の四大臣が行政の最高責任者となり、皇帝の命を受け、連合王国の内政にかんする全ての業務を統括しています。

実務については、帝国大学院および、各大臣の配下の者から選任された人物によって担当されます。

大臣達には、特に特定の分野を担当するという決まりはありませんが、地大臣は主に土地に関わる事柄、農林水産、国土交通といった分野を担当し、水大臣は人事や財務や法務などを担当し、火大臣は治安維持や軍に関する分野を担当し、最後の風大臣が、外交および諜報分野を担当しています。


ア=アルールシア
ダ=ダッセル
ソ=ソナス


身分制度


皇帝(=エンヴィラト)

連合王国国王(=レングラレ)

大公(=ゴランディカ)

公爵(=ドーウィケ)

侯爵(=マキャイダ)

伯爵(=ゴード):ハイズ伯爵であれば、「ゴード・ハイズ」と呼ぶ。

子爵(=ヴィゴー)

男爵(=ブラー):ハイズリー男爵であれば「ブラー・ハイズリー」となる。

準男爵(=シーソ・ブラー)

騎士(=カルバレオラ) 身分では騎士だが、竜に騎乗するディオヴォステラ(=竜騎士)もある。


また、これら正規の、つまり土地の所有権を持つ身分には含まれないが、土地を所有する権利を持った地主が存在する。 

地主(シデーテ)

因みに土地の所有権の無い平民はディーノ。
都市に住む人々はウロディーノ。ウロは壁。城壁に囲まれた都市に住む人々の意味。


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