4.観測とモデルのシナジー:データ同化の未来

 データ同化は,観測とモデルという気象学の基盤分野の橋渡しをするものであり,両者の相乗効果(シナジー)が期待できる.データ同化は複雑で敷居が高いと思われがちだが,近年実用レベルに達してきたアンサンブルカルマンフィルタにより,高度な手法も比較的簡便に扱えるようになってきた.今後はデータ同化手法自体の高度化と共に,データ同化技術を利用した応用研究を盛んにし,更なるシナジーを創出していくことが期待される.本セッションでは,このようなデータ同化によるシナジーを着眼点とした講演及び論点を広く集め,シナジー的データ同化研究の将来像を浮かび上がらせたい.


第二日目 3月31日 (火)

10:00-10:05 
セッションの趣旨説明

(三好建正 メリーランド大学大気海洋科学部)
10:05-10:25 
LETKFを用いた日本域の豪雨再現実験>
(瀬古弘 気象研究所)
10:25-10:45 
局地的豪雨の予測に向けて
(川畑拓也 気象研究所)
10:45-11:05 
広域陸域水循環の理解に向けた陸域データ同化研究
(鈴木和良 海洋研究開発機構地球環境観測研究センター)
11:05-12:00 
討論

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最終更新:2009年05月11日 08:54