Q.「世界観とか背景が良くわかんない」
A. 基本的に、ある時点までは現実と一緒。
1930年代にコスプレした連中が犯罪と戦いはじめたけど、その程度じゃ歴史は変わらなかった。
せいぜいヒーロー物の変わりに海賊漫画が流行ったくらい。
ところが核実験の事故から、超人が誕生してしまう。
世界唯一無二にして最強の存在は、しかもアメリカ人だったのだ。
当然、政府は彼の力を有効活用する為にヒーローを合法化。
超人の威を借りてアメリカはベトナム戦争に勝利し、一気に発展していく。
しかし、それが社会不安に繋がった。
マスクをつけて人を殴り「ヒーローだ!」と名乗れば、無罪になってしまうのだから。
警官へのプレッシャーは強くなり、遂に彼らはストライキを敢行。
怯えた市民による反ヒーローの暴動が発生し、ヒーロー活動は禁止となった。
政府の工作員、超人の二人だけが政府公認ヒーローとなり、他は引退。
そして違法に活動する独りを加え、三人のヒーローだけが残る。
一方、超人の存在は国際情勢の悪化を引き起こしていた。
超人に対抗するべくソビエトは軍拡を進め、超人のいるアメリカは傲慢になっていく。
冷戦構造は激化していき、核戦争勃発は時間の問題だった。
そんな中、一人の男が殺される。
政府公認ヒーローの工作員……コメディアンだった男が。
非合法のヒーロー、ロールシャッハは調査に乗り出すが…………。
Q.「OPの元ネタは?」
Q.「みんな超人なの?」
A.マンハッタン>>>>>>超人の壁>>>>ヴェイト>>>>>天才の壁>>>>>その他ヒーロー>>>>技術経験訓練才能の壁>>一般人
マンハッタン:事故で超人になっちゃった
ヴェイト:人類の到達しうる最高スペック
あとはコスプレ好きな、(漫画的意味で)鍛えられた、喧嘩が超強いだけの普通の人間
Q.「ダンとローリーを襲ったちょんまげ侍は何?」
A.作品世界で人気のあるロックバンド「ペイル・ホース」ボーカルのレッド・デスのチョンマゲ・スタイルが若者の間で流行っている。
Q.「オジマンディアスと一緒にいた虎みたいなやつは何?」
A.遺伝子操作で作られたオジの愛玩用ペットで、名前はブバスティス。
原作ではラストにつながる伏線の一つだが、映画ではラスト自体が違うのであまり意味はない。
ちなみにブバスティスとは、エジプトの猫頭の女神『バステト』が信仰されてた地方の名前らしい。
Q.「ロールシャッハのあのマスク何なの?」
A.Dr.マンハッタンの発明を応用した生地で出来ている。
2枚のゴムに挟まれた液体が圧力や熱に反応して流動する。
ロールシャッハが働いてた服飾工場でドレスの注文があったが、キャンセルに。
気に入ったロールシャッハが持ち帰ってマスクを作った。
彼がヒーローになったのは、注文した女性が衆人環視の中レイプされて殺された(実際の)事件がきっかけ。
キティ・ジェノバーズ事件についてはリンク先参照
Q.「ミニッツメンてどうなったの?」
Q.「ヒーローの元ネタって○○でしょ?」
A.どちらもチャールトン・コミックのヒーローを元に考えられたと原作本の資料にある。
但し、バットマンなど他のヒーローもモチーフになっているとも取れる発言を原作者もしているし、
映画化に当たってさらに他のヒーローを意識した変更を加えているかもしれない。
チャールトン・コミックのヒーローについてはリンク先参照
Q.「映画の挿入歌、OP、EDの名前は?」
最終更新:2009年05月01日 16:26