伴侶動物の臨床病理学

  • 著者 石田 卓夫
  • 出版社 チクサン出版社
  • 価格 ¥7140
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日本臨床獣医学フォーラム代表 石田卓夫先生の著書『獣医臨床病理学I・II』が大幅に改訂され、一冊の本として出版されました。どの項も大変勉強になりますが、特に、診断学のPOMRという考え方は、大変重要な事なので、じっくりと読んでもらいたいです。(管理人)



Atlas of Canine and Feline Cytology/カラーアトラス犬と猫の細胞診

  • 著者 Rose E.Raskin & Denny J.Meyer/石田卓夫 監訳
  • 出版社 Saunders/文永堂
  • 価格 $106/¥24150
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細胞診に関する本の中でも、もっともわかりやすく、詳しく、読みやすい和書です。FNA検査だけでなく、体腔内液・尿・脳脊髄液各検査の項目もあります。写真が多く、また写真の解説も豊富なので、確実に知識がついていきます。低学年向けではないですが、細胞診に興味のある学生にはおもしろい一冊だと思います。かなり高価ですが、一冊あるとかなり重宝します(Y)。

画像は、原著にリンクが貼ってあります。訳書には【ここ】からどうぞ。



Atlas of Veterinary Hematology: Blood and Bone Marrow of Domestic Animals

  • 著者 John W. Harvey
  • 出版社 Saunders
  • 価格 $61.28
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「血液と骨髄が読めるようになりたい」という方は、いずれこれに辿り着くのだと思います。「犬と猫の尿・血液検査マニュアル ¥ 9,450」「犬と猫の臨床血液学¥ 18,900」といった和書もあるにはあるのですが、画像が圧倒的に少ないのと、値段がいかにもバカらしいのでコストパフォーマンスを考えてもやっぱりAtlas of Veterinary Hematologyになってしまうのだと思います。犬と猫の尿・血液検査マニュアルは、質・量ともに貧弱です。犬と猫の臨床血液学は、情報量は多いのですが「この量でこの値段!?」と、かなり残念な気持ちになります。

Atlas of Veterinary HematologyはAtlasの名の通り画像メインで論理的な詳細に乏しいという感じもありますが、血液を見てて何か調べものをしようと思う理由って「この形態はどういう機序で発生したのか・・?」と思うよりも、圧倒的に「なに!?これ!!!」の場合の方が多いはずなので、結局は画像が多いほうがよいのだと思います。その像がどういうものかさえ分かれば、詳細は「獣医内科学」なんかで情報が得られるわけですから。よく眺めてる本の一つです。(KA)



Veterinary Hematology and Clinical Chemistry

  • 著者 Mary Anna Thrall et al.
  • 出版社 Blackwell
  • 価格 $85.49
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臨床病理学の教科書。Penn大の臨床病理学の指定教科書になっていました。パラパラとめくった程度ですが、各検査項目に関して、細かく描いてあります。(管理人)
最終更新:2009年03月27日 17:46