築山出張 @ ウィキ

0702小笠原ゲームp.2

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tsukyama

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(続)炎熱編集外伝。--そして他校へ p.2

p.1 - p.3 p.4

芝村 :
あ。本物の海法は既に1km先だ。

つきやままつり :
「あ、かなり引き離されちゃった 今のうちにそろっと行きましょう」

od :
「ああ、そうでした。つまり本土から時間移動したか、NWの地球から少し離れたところにいるかですね」

つきやままつり :
「少し離れた… なるほど」

od :
たんぽぽのあたりですか?<1km それとも関係ないところでしょうか。

芝村 :
既に市街地だね

つきやままつり :
「いや地球から少しっていっても 相当離れてないと星座なんて違わないのでは?」

od :
「うーん。まあ、光年のオーダーで離れないと……」

芝村 :
海法は編集の後ろ頭に銃を押し当てている。

つきやままつり :
「うわあ か、海法さん」
「どうなさるおつもりですか!」

od :
「海法さん! 戦争は嫌いだったはずじゃ」

つきやままつり :
「なんかこう… 邪魔できない世界を感じるんですよねえ…」

編集:「ジーザース!」

“海法”:
「地獄に行っても忘れるな」

芝村 :
銃を撃った。

od :
市街地……大村でしょうかね。

つきやままつり :
「う」

od :
(なにか危険なフレーズを聞いたような)

つきやままつり :
どうなりました?

芝村 :
編集は頭が吹き飛んで倒れた

つきやままつり :
数歩離れたところからしげしげ観察します

od :
「……つきやまさん、離れましょう。いやな予感がする」

つきやままつり :
「え、でも脈くらい」

od :
「滋賀は炎熱編集と同じ能力があります。もしかしたら」

つきやままつり :
「あ」

od :
「再生するかも」

つきやままつり :
海法さんを探します

芝村 :
海法が戻ってきた。
目に涙が。

つきやままつり :
「どう、したんですか」

od :
「海法さん……まずは、ご無事でなにより……」

“海法”:
「これで自由になりました」

つきやままつり :
(首をかしげながら)「お、お疲れさまでした」

od :
炎熱編集からは、目を離さないでおきます。

つきやままつり :
(いいのかなあ)

“海法”:
「じゃ、そういうことで。僕は大変なものを盗んでしまいました」

つきやままつり :
「や、えっと…?」
「いや そういうことじゃなくて お話を聞かせてください!」

od :
「ちょ、ちょっとまってくださいヨー。まだお話途中ですよー」

“海法”:
「はあ」

つきやままつり :
「ここはどこですか?」
「私たち 第5の小笠原にきてるつもりだったんですけど。違うんですね」

od :
「『なぜ僕がここに呼ばれたのかわかりました』っておっしゃってたじゃないですかー」

“海法”:
「ああ。そういうのは忘れてください」
「今日の僕は、意外に幸せなんです。自由だから」

od :
「そ、そんな!<忘れてください」

つきやままつり :
「はあ…(ため息)」
「なんだかそういわれると、無碍に追求できないんですよねえ…」

芝村 :
海法は歌を歌いながらこっそり下がってる。

od :
え。

つきやままつり :
「ど、どこに行くんです?」

od :
「つきやまさん……(袖を引きながら)」
「逃げましょう」

つきやままつり :
「え、でも」
「どっちへ?」

芝村 :
そして彼は背を向けてペンギンの運転する車に乗った。
スバル360だ。
走っていった。

od :
海法さん

つきやままつり :
「あ! ペンギンどっから!」

od :
「……な!」

つきやままつり :
「どろぼおー!」
(さっきの前振り…!)

od :
「たいへんなものをぬすまれてしまったー どうしよー」

つきやままつり :
「棒読みやめてください! こんな話じゃありませんから!」
追いかけられますか?

od :
犬アイドレスなら……

芝村 :



つきやままつり :
「後をたどるしか… 行ってみるしかないですね」

芝村 :

od :
とりあえず、おいかけます。

芝村 :

つきやままつり :
「こっちです」

芝村 :
おいついた。

od :
狭い父島……早!<おいついた

つきやままつり :
「はぁはぁ… 生身で追いかけさせるなんてひどい」
ペンギンさんもまだいますか?

od :
「海法さーん……ひどいですよ(窓にはりつきながら」

つきやままつり :
「海法さん。無理にお話きこうとは思ってませんから」
「置いてくなんてひどいじゃないですか」

“海法”:
「どうしたんですか」

芝村 :
海法は照れた。

od :
「(無視されてる気配を感じている)」

つきやままつり :
「(えっと… この反応は新鮮なんですけど どうしてここで照れるのかしら)」

芝村 :
彼はデンジャーゾーンから一厘の薔薇の花を差し出した。

“海法”:
「今はこれくらいしかできませんが」

つきやままつり :
「う、うー」
(仕方がない風情で)受け取ってみます
「ど、どうも」

od :
「つきやまさん……(ほろり)」

芝村 :
海法は逃げた。

od :
窓にはりつきます。

つきやままつり :
「海法さんて!」
「自由になりたいっていいながら 追いかけられたいんでしょう!」

od :
「ちょ、ちょー、ストップ! ひきずってます、ひきずってますって!」

つきやままつり :
「海法さん!」

od :
「と、とめてくださーい!」

“海法”:
「ははは。やだな。僕が追いかけられたいわけないじゃないですか。今年聞いた冗談の中では最高だ」

od :
「(どっかで聞いたいいまわしだなあと思っている)」

つきやままつり :
「…そ、そういわれるとそう?」(混乱した)

芝村 :
海法は目を細めた。

つきやままつり :
「う、うーん や、でも」(だいぶん息切れ)

“海法”:
「それはそうと師匠。この世界はいつから入れ替わったんですか?」

od :
「……入れ替わった?」

つきやままつり :
「ちょっと、疲れ、ました……(はぁはぁ)」

od :
「(世界交換、という単語を思い出した)」

ペンギン:
「ぐわ」

“海法”:
「なるほど」

つきやままつり :
(わーいけず!)

od :
「海法さん、入れ替わったってどういうことなんですか?」

つきやままつり :
「なるほどって、いつなんですか?」

芝村 :
車に乗せてもらいました。

つきやままつり :
「あ、ありがとうございます ふぅ」

“海法”:
「小笠原を入れ替えた人がいますね」

od :
「(場所をとるのでなるべく身を縮めている)」

つきやままつり :
「小笠原だけ?」(耳がピンと)
「あの、あの人ですか 聖銃をもってるっていう」

“海法”:
「また殺さないといけない敵ができたなあ」

ペンギン:「ぐわ」

“海法”:
「そうですね……」

od :
むう。

つきやままつり :
「あの!」
「第5の小笠原に居た人たち!」
「いなくなっちゃってるんですけど」
「どこに行っちゃったんでしょうか!」
(シートから身を乗り出します)

“海法”:
「それとこれはたぶん別ですよ」

芝村 :
海法は他人事のように言った。

つきやままつり :
「え」
「別…?」

芝村 :
彼は服を着ている。

od :
「……」

つきやままつり :
「じゃあ 小笠原をたどってもたどり着けない…?」

od :
質問する流れでもないので窓から自分で観測しますが、天の北極にこぐま座αはいますか?
(いつ服を着たんだろう)
(あ、今着てる最中でしょうか)

つきやままつり :
「別って…… ええと…」

芝村 :
一応>odさん

“海法”:
「瀬戸口君に電話してみますね。師匠」

つきやままつり :
「!!」

ペンギン:
「ぐわ」

つきやままつり :
(口を手で押さえます)

od :
「つきやまさん!」

つきやままつり :
「電話の邪魔しないで……」
「odさん…」

od :
「()」
(こっちも口を手でおさえます)

“海法”:
「おっと、そういや、世界が違った」
「はははは」

つきやままつり :
「電話…通じるんですか?」
「他の世界から?」
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