築山出張 @ ウィキ

0728小笠原ゲームp.2

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tsukyama

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「舞さんと見る小笠原の雪」p.2


つきやままつり:
「引き下げ… 自分でできるんですか」

舞:
「私はできないが、方法はいくらでもある」

つきやままつり:
「ふむ……」

舞:
「仮面を使ってもいいだろうし」

つきやままつり:
「仮面……仮面ってなんですか?」
「そういうひとがいるのは聞いたことがあるんですけど」

舞:
「強すぎるものを封じるためにつけるものだ。私の父もつけていた。今ならわかることだが」

つきやままつり:
「へえー なるほど…… あ、ブータさん私にも抱っこさせていただけませんか?」
(ブータと舞を見比べます)

芝村:
ブータは重いね。8kgもある

つきやままつり:
8kgかあ… 5分くらいなら(うちの猫7kgですし)

芝村:
舞はどうも、丸いというか険が取れた感じだ

つきやままつり:
「…舞さん 今しあわせですか?」

舞:
「普通だが」

つきやままつり:
「ははははは ごめんなさい」
「愚問でした」

舞:
「?」

つきやままつり:
「いえ。独りじゃないから、かなあ」

舞:
「そなたもだれかとくっつといい」

つきやままつり:
「わあああ!」(赤面)
「く、くっ…… 」

舞:
「私でも大丈夫だったのだ。他でも大丈夫だろう」

つきやままつり:
「いや、えっと! 舞さんは素敵ですよ!」

舞:
「人によるな」

つきやままつり:
「あー、うんまあ、それはそうかもしれませんけど」
「関係は一方方向ではできませんもんね」

舞:
「口がある。話せばいい」

つきやままつり:
「あ、はい。お話はします、うん いろんな人とも」

芝村:
舞は目を細めている。

つきやままつり:
「…?」

芝村:
ブータは貴方を見ている。

つきやままつり:
「え、な、なんでしょう」

舞:
「好きな人間がいるなら、私と話さずにそこにいけばいい」

つきやままつり:
「う、うーん… そ、そうか、そう見えるんですね」

舞:
「孤独を愛するならそのようなことは言わぬ」

つきやままつり:
「そりゃあ、独りがいいとは思いませんけど… うん千年のロマンスに割り込もうってほど厚かましくはなれない、です」

舞:
「世界はたくさんあるというぞ」

舞:
「青の話だが」

つきやままつり:
「自分でも厄介だなと思うんですけどね。んー 想い人に会えなかった人もいるのかな」

舞:
「私が死んだ世界もあるらしい」

つきやままつり:
「う、そ、そうですね 青がすさまじく荒れたとか」(荒れたなんてもんじゃなかったとか)
「ここだけの話 みおちゃんは私にとって同志みたいなものなんですよ」

舞:
「壬生屋か」

舞:
「生きていればいいんだが」

つきやままつり:
「…え」
「行方不明ですか?」

舞:
「探さねばならぬ」

つきやままつり:
「お手伝いできますか」

舞:
「中村がおらぬのが手痛いが」

つきやままつり:
「みっちゃんかあ… 青森で見かけて… あれ?」

舞:
「手伝うのはまだ先だな」

つきやままつり:
「先ですか」

舞:
「情報がなければな」

つきやままつり:
「なるほど。そのときがきたら自然とわかりそうですね 動くべき時は」
「うーん…… もう雪が降ってるのに…」

舞:
「そうはまたせぬ」

つきやままつり:
「はい。5121の皆さんのお役に立てるなら喜んで、いつでも」

舞:
「そなたに感謝を」


つきやままつり:
(激しく赤面)

舞:
「私だ」
「……遠坂か。どうした」

芝村:
どうやら電話?らしい。 受話器は見えないが。

つきやままつり:
(遠坂さんの名前を聞いてはしたなくも犬耳がぴくぴくします)

舞:
「分かった」

つきやままつり:
電話が終わるまでブータのマッサージ再開です

舞:
「言った傍からだな」

つきやままつり:
「なにか、ありました?」

舞:
「瀬戸口が見つかった」

つきやままつり:
「…どこですか? 危険な状態で?」

舞:
「戦闘中ではあるが、まあ、さほどではあるまい」

つきやままつり:
「戦闘中… 小笠原ですか?」

舞:
「そのようだ」

つきやままつり:
「戦闘の相手はわかりました?」

舞:
「分からぬが、まあ遠坂がいくだろう」

舞:
「うごくかどうかはさておき」

つきやままつり:
「そ、そうですか。舞さんの話しぶりでは慌てなくてもよさそうですね」

芝村:
舞は笑った。

つきやままつり:
「? おかしなことを言いましたか?」

舞:
「戦場の基本は慌てないことだ。それだけで、意外にやることに気付く」

つきやままつり:
「ああ。そうですね」
「なんであれ慌てちゃだめですね」

舞:
「そうだ」

つきやままつり:
「--ののみさんも一緒でしょうか 瀬戸口さんと」

舞:
「生きていればそうだな」

つきやままつり:
「…なんであそこがまた戦場に……」

舞:
「まあ、それなりにうまくやるだろう」

つきやままつり:
「舞さんのそれは 信頼?」

舞:
「いや、冷静な評価だ」
「簡単に死なぬ知り合いばかりだからな」

つきやままつり:
思わず笑います
「それを信頼と言うような気もしますよ」

芝村:
舞も笑った。
ブータもにゃんとないた。


/*/


芝村:
はい。時間です。お疲れ様でした。

つきやままつり:
ありがとうございました
今日はあれがお聞きできますか 評価値という

芝村:
+2 0

つきやままつり:
わー 二つも
ありがとうございます 秘宝館に依頼してもよろしいでしょうか

芝村:
ええ。いいですよ。
1個づつどうぞ

つきやままつり:
ありがとうございました! 初めてゆっくりおしゃべりしましたw

芝村:
そうだろうねえ

つきやままつり:
いつもなんかめまぐるしくて… 舞さんとおしゃべりがかなって嬉しいです
とと、次のイベントのお時間ですのでこちらは失礼いたします…
ありがとうございました

芝村:
はい。ではー


おもいで秘宝館にて製作いただいたもの
イラスト(萩野むつきさん)SS(金村佑華さん)


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