f280075.txt

窓から照りつける太陽は―――まったく無く、
日常の会話が―――飛び交うはずもないわけで
つまりは俺、『双葉 敏明』は夜の校舎にいた
この現状に俺はため息を付いた

???
「何ため息ついてるんだ。この阿呆」

問題は一人ではないと言う事だ
この女の名前は『虹乃裏 一葉』
どこをどうやったらそうなるのか
感情と同じ動きをする髪の毛が特徴のクラスメイトである

としあき
「俺が何故こんな場所にいるのかを深く考察していた所だ」

夜の校舎に二人と言えば聞こえは良いが、
問題はその相手がコイツということだ

としあき
「何で俺の相手がお前なんだ」

一葉
「貴様が引いたくじで決まったことだ。諦めろ」

としあき
「チビのくせに生意気な」

一葉
「……チビ? チビだと?」

としあき
「?!」

気付いた時には首元に結われた髪の毛が突きつけられていた
明らかに刺さるレベルに硬化してる
おかしい絶対おかしい
気圧されて、俺はいつの間にか壁際にまで追い詰められていた

としあき
「お、俺が悪かった。あやまる。ごめん。すまない。
許して。助けて。命だけは。お願い」

心にも無い事をはき続けながら、俺は何度も首を横に振るのだった


******


としあき
「で?」

一葉
「で? と言われてもな」

としあき
「肝試しなのにまったく誰も出てこないのは何でだ。
俺たちの前に行った奴等が隠れるって話だったろ?
もう俺たちを含めて何組かしかいないはずなんだが」

一葉
「知るか阿呆」

前をずんずんと進む一葉が振り返りもせずに言う
俺はと言うと、その後ろをひたすら着いていくだけだ

としあき
「一葉は怖くないのか」

一葉
「怖いも何もいつもの学校ではないか」

としあき
「 あ ! ! 」

一葉
「……っ!!?」

としあき
「・・・・」

一葉
「・・・・・・・・」

としあき
「・・・・・・・・・・・・・・・・・

一葉
「・・・・・・・・・・・・・・・・・

としあき
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一葉
「えぇい! 怖くなど無い!!」

選択肢

1)怖いんだろ?
2)一葉! 後ろ! (感情+1)


1)怖いんだろ?

としあき
「怖いんだろ?」

一葉
「この阿呆……」

としあき
「まぁまぁ、どうせ屋上に行くまでの道のりだ。
気楽に行こうぜ」

一葉
「……」

2)一葉! 後ろ!

としあき
「一葉! 後ろ!」

一葉
「ひゃあ!!?」

瞬間、暖かく柔らかい、そして心地よい衝撃。

一葉
「どどどどど、どうにかせい!」

それは一葉が俺に抱きついてきた感触だった
ふにふにとした感触が丁度の手の平にある。

―――胸だった。

一葉
「あ、あああうあうあうあうあうあう」

とりあえず揉んで見る。
……柔らかい。

一葉
「あ、あああうあうあうあうあうあう」

とりあえず摘んで見る。
……少し硬い感触。

一葉
「ど、どこじゃ?! 何処にいるんじゃ?!」

とりあえずもっと揉んで見る。
ふにふにふにふに

ふにふにふにふにふにふに
ふにふにふにふにふにふにふに………

一葉
「………」

としあき
「……あ」

気付いた時には遅かった
既に俺の眼前には一葉の拳が――――

ドゴッ

*******

一葉
「この痴れ者が……」

としあき
「まぁまぁ、どうせ屋上に行くまでの道のりだ。
気楽に行こうぜ」

一葉
「……」

                                • 分岐終了

としあき
「うーん」

一葉
「どうした」

としあき
「いやね、さっきからお前そわそわしてるなぁと」

あっちをみてキョロキョロ。
こっちをみてジー。
一葉は明らかに挙動不審だった。

一葉
「そ、そんなことはない。ないぞ」

としあき
「やっぱり怖いんじゃ……」

刹那、俺の目の前に生える鋭利な刃物。
思わず息を呑む。
それが髪の毛だと分かったのは一葉が言葉を発した後だった。

一葉
「こ、怖くなど無い! 何も……か、覚悟は出来ている!」

としあき
「なんの覚悟だか……そんなに怖がりなのかお前」

いつにも増してぎこちない一葉にため息を付きつつ、
女らしい怖がりに俺は少し微笑ましいものを感じていた。

一葉
「……この阿呆が」

なにやらぽつりとつぶやき、
再びずんずんと歩き始めた一葉に俺は黙って付いていった。



としあき
「しかし屋上に行くまで何も無いって、
脅かし役は何をしてるんだ?」

一葉
「……怖がって損したのう」

としあき
「? 何か言ったか?」

一葉
「何でもない」

吹き抜ける風が髪を激しく靡かせる

としあき
「確か、屋上に到達の印を書く所が……あったあった」

屋上の真ん中に置いてある一冊の本。
きっとあれに名前を書くに違いない。

一葉
「早ようせい……。
ここは寒くて適わん」

としあき
「分かってるって……あれ?」

開いた本。
それは全てのページが真っ白だった。
開いても開いても何も書かれていない。

としあき
「どういう・・・ことだ・・・?」

一葉
「お、おい・・・」

後ろから一葉が肩を叩いてくる。
俺は本をそのまま置き、振り返った。

一葉
「な、何か聞こえんか・・・?」

としあき
「え・・・?」

一葉
「ほ、ほら! あっちの方じゃ!」
俺は言われたとおりに耳をすませて見る

???
「ん……あっ……ぅ……」

聞こえてきたのは少女の掠れたような
か細い声……!

としあき
「なっ……」

???
「し、死んじゃう…! 死んじゃうよぉ!!」

一葉
「!!?」

一葉が俺の服の袖をぎゅっと握り締めた。
俺の背筋に冷たいものが流れる

一葉
「ぅ……うぅ」

震えているのが肩越しでも分かる。

としあき
「だ、大丈夫だ。これが脅かし役だよきっと」

一葉
「じゃ、じゃあ何でノートに何も書かれてないのじゃ!」

としあき
「そ、それは……」

???
「んあああああああああああっ!!」

劈くような悲鳴
刹那、飛び出すように駆け出したのは一葉だった

としあき
「……一葉?!」

振り向き気付いた時には、
既にその姿は屋上の扉を抜けている所だ

としあき
「一葉!!」

あの馬鹿は……!
すぐさま一葉を追いかけ走り出す。

SE:カンカンカンカン

としあき
「階段!?」

降りる音が静かな校舎に響き渡る。
結構離されてしまった……!

飛び降り、駆け抜けるように階段を下りていく。
一葉の降りる音が消えた。
この階にあるのは理科室と家庭科室だけだ。

としあき
「畜生……どっちだ」

1)理科室へ行く
2)家庭科室へ行く

1)理科室へ行く

としあき
「一葉!!」

開いたその時だった―――

???
「げ」

俺の顔に生臭いものがかかったのは。
それがアレだと気付いた時、俺の意識は消えうせていた……

BADEND


2)家庭科室へ行く

としあき
「一葉!!」

――居た。

としあき
「一葉……」

一葉
「ぅ……ぐすっ……」

部屋の奥でカーテンに包まり隠れている一葉の前に立つ。
既に屋上で聞こえたあの声は聞こえない。

としあき
「ここまでくればあの声も聞こえないみたいだな」

一葉
「………阿呆」

ポツリと声が聞こえる。

としあき
「はぁ・・・しっかし、あの真っ白な本は何なんだろうな。
一葉、とりあえず玄関まで戻ろ――――」

言いかけたその時だった。
俺の唇に柔らかいそれが押し付けられていた。
唇。
そう気付いたのは離れた後だった。

としあき
「おま・・・・」

一葉
「何も言うな……怖くて震えが止まらん」

そういうとなみだ目で見上げ、微笑む。

としあき
「……」

条件分岐
高感度が1
高感度が0

        • 高感度0

一葉
「さて、帰ろうかのう」

としあき
「あ、ああ」

立ち上がり、服の埃を払う一葉が凄く眩しく見えた。
この夏は何かが違う。
そう感じさせる一夜だった……

ノーマルEND


        • 高感度1

一葉
「……貴様、経験はあるか?」

としあき
「は?」

素っ頓狂な事を聞かれ、思わず変な声が出る。
一葉の瞳は本気だった。

一葉
「そうか。初めてか」

よしよし。と言いながら一葉が服のリボンに手をかけ始める。

としあき
「一葉!? お前何を……」

一葉
「恥ずかしがらずともよい。
人間誰しも初めてというものはある。
なぁに、誰も来はせん」

としあき
「そういう問題じゃ……」

一葉
「貴様は私が嫌いか?」

濡れた瞳が俺を見上げていた。
赤く熟れた唇が誘っている。
白い肌が月明かりに映し出されていく。
――――綺麗だった

一葉
「この身体、まだ成長できておらんが……貴様にくれてやる」

俺の理性が適うわけが無かった。
俺はロリコンだ。



1)その幼さの残るおっぱいへ
2)足。足こそが全て



1)その幼さの残るおっぱいへ


一葉
「こ、こら……!」

飛び込んで机の上に押し倒すと、
露になった胸にむしゃぶりつく。
先を舌の上で転がしながら一葉の顔を覗き見た。

一葉
「んっ……こ、こら……しゅ、集中せ…い」

まだ濡れている瞳を開いた手で拭いながら、
逆の手を大事な秘部へと忍ばせる。

一葉
「ぁ……」

可愛い声がした。

一葉
「み、見るでない……」

弱弱しい抵抗を聞きながら、
俺は秘部へと頭を滑り込ませた。
綺麗な桜色の秘部に指を入れたまま、
その上で隠れている敏感な部分に舌を這わせる。

一葉
「ひゃぁ!!? ……な、なにを貴様……!」

としあき
「一葉も初めてなんだな」

一葉
「当たり前の事……んぁ!? あ、阿呆が……」

流れ出てくる蜜に、俺はとうとう我慢が出来なくなり
ズボンを下げた。

一葉
「あ……」

瞬間、ぱたりと開いていた脚を閉じてしまう一葉。
真っ赤になった顔が可愛らしい。

一葉
「わ、私もやる……」

しかし出てきた言葉は想像を超えていた。
手にしっかりと俺のものを掴み、口をあけて入れようとする。

としあき
「そ、そこまでしなくても……」

一葉
「女性は誰もがやる事だと……」

としあき
「そんなの誰が――」

熱いぬめりが包み込み、痺れるような感触が突き抜ける。
既に唇に収まらないほど膨れ上がった物を、
一葉の舌がたどたどしく包み込んだ。

一葉
「ん……んぁ……んっ」

どうしていいか分からないのか、
そのまま舌を這わせて唾液が漏れないように吸い込む。
急に強くなった締りが、俺に更なる快感を与えた。

一葉
「んはっ……ど、どう?」

上目遣いで見上げてくる一葉に俺はもう我慢できなかった。
再び机に押し倒し、秘部へと俺のものを押し当てる。

一葉
「ちょっ……んっ」

そしてそのまま貫いた。
途中、潰れるような、切れるような、
千切れるような、何者にも例え難い感覚が伝わる

一葉
「っっっ!」

小さい悲鳴。

としあき
「だ、だいじょうぶか・・・?」

一葉
「だい……じょうぶ……じゃない」
涙を流しながら、怒りなのか痛みなのか眉を顰めていた。

としあき
「ご、ご―――」

一葉
「阿呆……好きにしなさいよ」

としあき
「すぐ、終わるから……僕、童貞だし」

一葉
「……馬鹿」
そう言って一葉は笑った。
実際こっちはギュウギュウと締め付けてくる中に、
いつまでも耐えられる気がしない。

一葉を貫くたびに眉が歪み、
それが痛みを伴う事が容易に想像できた。
熱いそこは俺を優しく包んで、
その壁が滑りながら僕を押し出そうとしたり、
引き入れようとしたりする。まるで別の生物。

一葉
「んっ……ぁ……んんっ」

途切れ途切れに漏れる声に、次第に高まる感情。

一葉
「ぁ…ぅぁ……んっ……いやっ……」

としあき
「……一葉……」

一葉
「き、来て……一緒に……!」

一葉
「んぁ……ぅ……んっ!!」

********************

2)足。足こそが全て

一葉
「に、にぁああ?!」

俺は一葉を机に無理やり乗せ上げる。
ふんわりと鼻腔をくすぐる甘い香りが俺を更に酔わせた。
スカートから覗くショーツが俺の鼓動を高らかに鳴らせた。

一葉
「き、貴様何を……?」

としあき
「襲うんだよ」

一葉
「お、襲う……ふ、ふふん。とうとう私の魅力にやられたか阿呆」

にやりと笑ったかと思うと、すっと足を伸ばしてくる一葉。

としあき
「……!」

一葉
「想像しただけでこれか? それとも……」

伸ばされた一葉の足が俺の股間を押さえつける。
ちらりと見えていたショーツが、さらに露になり更に股間が熱くなる。
それをみた一葉が笑った。
妖艶とでもいうべきその顔に、俺は魅せられていた。

としあき
「うぅ……」

弱すぎず、強すぎずそして焦らす様に這って行く足。
その度にスカートが蠢いて少しだけ顔を出すショーツ。
それに隠された秘部に胸が高鳴り、熱くなる。

一葉
「ふふ……こんなもので良いだなんて阿呆な上に変態だな」

としあき
「ぅあ……くぅ」

もう上り詰めていく物が止められないほどだった。
それを一葉が悟ったのか、さらに激しく足を動かしだす。

一葉
「汚いものをぶちまけたいのか? 私の足に? ここに?」

頭が痺れる。
その脚に出す事以外何も考えられない。
刹那だった。
押し潰されるほどの鋭い圧力に、俺は耐えられなくなり吐き出す。

一葉
「んふふ……あはっ」

一葉
「凄い……顔まで……んっ」

顔に付いた俺のものを指で拭き取り口に運ぶ一葉を俺はぼんやりと見ていた。

一葉
「不味い」

******************


一葉
「よい・・・しょっと」

服を着込む一葉をぼーっと待つ俺。
今までやった事がまるで夢のようだった。

一葉
「さて、と……どうした?」

としあき
「い、いや……」

一葉
「? まだやりたいのか?
私は股が痛くて仕方が無いが、貴様が言うならば……」

としあき
「いや、そういうわけじゃなくて……」

一葉
「今頃他の奴らも終わってる頃だ。
私としても他人に聞かれるのは嫌だしな」

としあき
「・・・・・・・・・・
                              • え?」

一葉
「あ」

としあき
「・・・ちょっとまて。
まさか屋上の声は・・・」

そう考えるとあの声は……

一葉
「は、はははは」

としあき
「まさか肝試しのメンバー全員……」

一葉
「さ、さぁ行くぞ敏明」

全ては仕組まれた事……なのか?!

としあき
「変な知恵はあいつらが……」

頭がクラクラしてきた。

一葉
「まぁまぁ。落ち着くことだ」

としあき
「や、やられたああああああああああああ!!!!!!」

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最終更新:2007年07月20日 01:38
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