2011年1月 神奈川県警嘱託救助犬の帯同訓練が実施されました


神奈川県警察本部から救助犬として嘱託を受けている犬とハンドラーが、神奈川県警の広域緊急援助隊および機動隊による救出救助訓練に参加しました。

  • 実施日程:20010年1月24日(月)~25日(火)、1月27日(木)
  • 会  場:神奈川県横浜市 旧港北警察署
  • 参加日程:1月27日(木)
  • 参加頭数:ハンドラー1名(嘱託犬1頭)、補助要員1名

午前中は旧港北警察の建物を利用しての捜索訓練、午後は建物内の1階、2階それぞれに、異なった状況で取り残された要救助者を救助犬が捜索、位置の特定をし、警察の各部隊によって救出・救助をする、という手順の訓練を実施しました。


建物内は訓練の目的にあわせ、さまざまに加工されています。
この1階部分の現場は「左右の壁が倒壊しており、中央の筒状部分からかろうじて人一人通過できるスペースがある」という設定で、救助犬たちもここから進入しました。
内部は真っ暗闇でまったく見通しはありませんが、犬はハンドラーの指示に従って進入し、しっかりと作業しました。


この現場は、1階に進入路がなく、2階から侵入するという設定で行われました。

救助犬部隊も、ベランダ状に張り出した部分で待機します。窓からの進入ですが、どの犬たちもひらりと飛び越え、また、機動隊員が機材を持って行き来する間も、落ち着いて待つことができました。

救助犬たちは、いずれの現場でも2頭投入され、最初の犬の反応を確認したあと、2頭目の犬で確認を行いました。








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最終更新:2011年02月05日 20:56