第2回災害救助犬神奈川主催IRO試験 リポート

  • 実施日時:2008年10月11日(土)~12日(日)
  • 会  場:静岡県 朝霧高原
  • 審査員:澤田和裕(IRO公認審査員)
  • 受験頭数:救助犬広域捜索試験A(RH-FL A)4頭 / 救助犬広域捜索試験B(RH-FL B)2頭
  • 試験結果(受験番号順)

救助犬広域捜索試験A(RH-FL A)

犬名 捜索 服従 熟練 総合得点
堤リッキー ♂ 166 45 48 259(合格)
大谷ブリス ♂ 117 46 48 211
梶川オスカー ♂ 140 44 42 226(合格)
堤ルビー ♀ 140 46 48 234(合格)

救助犬広域捜索試験B(RH-FL B)

犬名 捜索 服従 熟練 総合得点
大谷ブロウ ♂ 190 44 47 281(合格)
若月モナ ♀ 182 48 48 278(合格)


  • 総評
IRO試験を開催するための必要頭数と規定された4頭よりもわずかに2頭多いだけの、こぢんまりとアットホームな審査会でした。また、主催団体の理念を反映し、国内のIRO試験としては例のない「オーナーハンドラーのみ」の参加だったことも、本審査会の大きな特徴となりました。

審査員総評で澤田審査員が何度も「驚きました、本当にレベルが高い」と繰り返されていたとおり、どの犬とハンドラーの作業内容も予想以上のきわめて高い水準だったことに、嬉しい驚きを感じています。ことにB段階合格の2頭が「どちらも世界大会レベル。ぜひ出場して、日本の犬のレベルを見せてきてほしい」との賞賛をいただいたことは、素晴らしいことでした。

時間をかけ手間をかけ自分の犬と向き合いしっかりと関係を築く、ということを基本とするオーナーハンドラーならではのスタイルとスタンスで取り組んできた主催団体の「救助犬育成の理念」が結実してきたことを感じます。(災害救助犬神奈川)






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最終更新:2010年09月22日 13:08