2018年7月 建物捜索訓練(東京都町田市)



『東京映像美術株式会社』本社社屋を使用した定例建物捜索訓練会を実施させていただきました。

  • 会場:東京都町田市
  • 協力:東京映像美術株式会社/東京Mix株式会社
  • 実施日時:2018年7月7日(土) 9:00~16:00
  • 参加頭数:5名/救助犬5頭


通例の練習場所と違い、現在改修中の、かつては講堂として使用されていた建物のエントランスホール全体を、捜索会場としてご提供いただきました。
広さはさほどではありませんが、吹き抜けのホール、2階へ上がる階段、脇階段、仕切られた個室、建築資材や建築機器類が押し込まれたスペースなど、足場の状況や気流の生じ方が変化に飛んでいて、おもしろい練習ができました。

↑↑仮想被災者の位置は、ハンドラーには知らされていません。犬の反応から特定しますが、さて、表側からはまったく視認できないけれど、どこにいるのかな?
↑↑犬が反応した位置の真裏に、表側からはまったく見えないアルコーブ状の隠れ場所がありました。
↑↑1階エントランスから侵入した犬は、まず1階を捜索し、階段の存在に気づくと自ら上がっていきます。
↑↑エントランスのフロアより低い位置にある配管扉の中に仮想被災者が入っていました。
↑↑狭い場所に小さな収納スペースの扉が入り組んでいますが、犬は隙間に鼻をあてて匂いを吸出し、臭源の直近で告知しました。

同じ捜索会場ばかりを使っていると犬が場所を覚えてしまうのでは、といわれることがありますが、犬は臭気を追求しているので、条件を変え、少し気流を変化させてやるだけでさまざまな変化のある捜索練習をすることができることを、わたしたちは経験から知っています。

とはいえ、この犬たちが追っている臭いの世界は広く、深く、わたしたち人間はより多くの角度から犬の作業を検証することでしか、その世界に分け入ることができません。犬が感じるように臭いの世界を感じることは、わたしたち人間にはできないのですから。
だからこそ、今回のようにこれまでと全く異なった条件の練習場所に恵まれると、ハンドラー自身が臭気の流れや犬の行動について新しい発見をすることにつながる。新しい場所、新しい条件での捜索練習の機会には、そんな大きなメリットがあることを、改めて教えてもらった練習会となりました。

会場と機会をご提供下さいました東京映像美術株式会社ならびに今回も細やかなご配慮をいただきました施設管理スタッフの皆様に感謝申し上げます。



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