2015年3月11日 震災合同訓練


2013年3月11日、2014年10月5日に実施された震災合同訓練に続き、本年3月11日にも、町田地域の防災諸機関が連携する大規模な合同訓練が実施されました。
当会も町田消防よりのご依頼をいただき、救助犬チームとして訓練に参加しました。

  • 主  催:町田消防署
  • 実施日時:2015年3月11日(水)9:30~12:00
  • 会  場:東京都町田市三輪町 株式会社アジール
  • 参加頭数:3名/救助犬2頭

  • 参加機関:東京消防庁町田消防署、町田市、町田市建設業災害対策協議会、町田市消防団、警視庁(町田警察署、南大沢警察署)、東京消防庁災害時支援ボランティア、災害救助犬神奈川(順不同


「午前10時多摩直下を震源とするM7.3の地震が発生、町田市では震度6強を観測した」という想定で訓練が実施されました。当会は

  • 発災直後、座屈した建物内に取り残された仮想被災者を捜索する
  • 被災者の救助活動が進行した瓦礫内で生存者の確認を行う

という2つのフェーズを担当しました。

↑↑現場にはまず消防の救助隊が到着。

↑↑4階建て建造物の2、3階部分が座屈した想定で、「人が入れない」という設定から、まず救助犬が投入されました。

↑↑全体が「ブラインド形式」での訓練となり、指揮本部にも緊張感がみなぎります。

↑↑犬が瓦礫のあいだを縫って捜索しています(中程右)。この後、仮想被災者の直近で咆哮による告知をしました。

↑↑続いて、瓦礫下の仮想被災者に反応しています。

↑↑余震による建物倒壊の危険を想定した緊急脱出訓練の様子。

↑↑最後に、余震により火災発生という想定のもと一斉放水が行われました。


多くの大規模訓練では、複数の組織が参加することから、あらかじめ定められた「シナリオ」どうり進行するのがふつうです。
しかし今回の合同訓練は、訓練参加者が「現地で情報収集を行い、その情報をもとに状況判断をして救助活動を行う」という「ブラインド形式」で実施されました。
そのため、想定されたタイムテーブルも参考程度という進行です。
地域住民や行政の関係者が見守る中、どの参加者にとっても失敗の許されないブラインド訓練は、緊張感みなぎる中で実施されました。

東京都町田市は、東日本大震災で商業施設の倒壊から大きな人的被害が発生した自治体です。
そのさいの救助活動にあたられた町田消防の皆様の強い思いから3月11日に実施される震災合同訓練です。
その取り組みの姿勢、要求度や内容からも、救助のエキスパート、プロフェッショナルとしての並々ならぬ熱意、真剣さを強く感じる場となりました。

訓練終了後、主催者のご厚意により、当会の救助犬、訓練犬4頭が、当該建物の1階部分を利用した捜索訓練を実施することができました。

主催された町田消防署、関係諸機関の皆様に感謝申し上げます。












































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