「今日の無茶ぶりレシピ」

A=先生
B=助手


A「皆さんこんにちは。【今日の無茶ぶりレシピ】のお時間です」
B「先生、今日はどんな料理を紹介するのでしょう?」
A「はい、今回のお料理は……【女体盛り】です!」
B「……先生、それは放送できる内容なんですか?」
A「大丈夫です。今回は特別にレスキュー隊に配備されている……こちらの、人体モデルを使って練習していきましょう」
B「なるほど、これならマネキンですから、映像上は心配ありませんね……倫理上はどうなっても知りませんが」
A「今回は成人男性モデルを使用します。まずはじめに、お刺身を盛り付けます」
B「イカ・タコ・マグロ……通常のお刺身ですね」
A「先に、人体モデルの肌に、マーガリンを塗っておきます。これで、肌に乗せても刺身がすべりません」
B「人体は凹凸がありますからね」
A「ここで、ワンポイントアドバイス。」
B「はい、なんでしょう?」
A「肴を盛る前に……被験者に アレルギーの有無を確認してください」
B「アレルギー……ですか?」
A「ええ。マーガリンには、卵・小麦などが原料に使われていますから、敏感な方では、肌に触れたとたんに湿疹や発熱などのアレルギー症状が出る可能性があります。」
B「それは一大事ですね。ほか、魚類などにもアレルギーをお持ちの方も少なくありませんので、被験者の方はご注意くださいね。さて……意外に真面目な内容になりそうで、スタッフ一同、ほっとしています」
A「次に、盛り付けに入ります。まずは乳房から、放射線状に……」
B「失礼しました、あまり真面目になりそうもありません。」
A「形状的には、山なりに傾斜している、焼き肉のパンを想像してもらえると分かりやすいと思います。肌が鉄板だとして、肉が重ならないように、まんべんなく、綺麗に焼き色がつくように盛り付けましょう」
B「船盛りのように盛るのかとも思ったのですが……」
A「あれは、被験者もプロの場合……撮影用ですね。肴がすぐに落ちてしまいます。実際の飲食用でしたら、少ない量の方がいいと思います」
B「な、なるほど……いらない知識が増えていきます。しかし、よく聞く話ですと、女体盛りはまずいとか……あれは観賞用なのでは? という噂も聞きますが」
A「あれは……愛ですね」
B「愛ですか?」
A「考えてもみてください。人体ですよ。素手で料理を食らうことだって、インド人でなければ抵抗があるはずです。それが、手どころか体全てを使って皿代りですよ」
B「なるほど、衛生的に あまり……」
A「しかも、今回のように動かないモデルならまだしも、生きた人間ですよ。動き、発汗もするでしょう」
B「想像したらめまいがしてきました……」
A「だから 愛 なのです。愛あってこそ成立するプレイスタイルなのです。愛は地球を救」


B(ナレ)「申し訳ございません。しばらくお待ちください」


[エンディングテーマ]


お題:女体盛り 逆ハーレム プロ
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最終更新:2010年11月14日 01:26