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A:――昼。悠久のひと時。
 学徒たちは蟻の如く食堂に群がり、餓鬼にとりつかれたかのように貪り 食い荒らすのだ。


B:俺たちもその一匹ですけど何か?
A:それを言われると辛い。…よし、貪るか。
B:おう! 今日のメニューはな~にかな~♪ ぐあっ!
A:どうした?
B:お、おい…これ見ろよ…

A:【本日のメニュー:カレーライス、揚げパン、いわしの蒲焼き定食】

A:少なっ。休み中はこんなもんか…部活の奴らしか残ってねーし
B:ばか、問題はそこじゃねえだろ!
A:ああ…おかわりもダメなんだ。揚げパンじゃ腹膨れねーし、カレーか定食か…
B:そうじゃないだろ!
 お前、まさか知らねーの? 声高(せいこう)食堂の闇と呼ばれるメニューを…
A:何それ?
B:声高七不思議だよ!
A:ああ…七つ知ると異次元に連れて行かれるっていうアレ?
B:おう、それそれ! で、その一つが【食堂のカレー】!
 聞いて驚くなよ…あのカレーに使われている肉は、ただの肉ではないのだ…
A:ハンバーガー屋の都市伝説みたいなもんだろ? くだらねえ
B:3年の先輩いただろ、食中毒で病院に運ばれた…
A:学校の裏山でキノコ食ってあたったんだろ? しかも生で。
B:本当にそうだと思うか? そんな馬鹿な事をする奴がいると思うか?
 あれは 教師たちが 事実を隠ぺいしたんじゃないかと 俺は睨んでいる
A:するんじゃないか、あの先輩なら。
 前にも…夏休み前のプールでうなぎ泳がせたり、体育祭前夜に体育館の三角コーンを卑猥な形に並べ直した生きる伝説だろ?
B:生きる伝説は闇に葬られた! 恐ろしき学校の暗部によって、生きる屍となったのだ!!
A:暗部って…ここ普通の都立だぞ
B:恐ろしき石原軍団の魔の手!!
A:で、結局、お前の主張は?
B:生徒諸君よ、カレーは選ぶな!! 案ずるな…お前たちの業は俺一人が背負ってやるっ!!
A:おばちゃーん、カレーひとつー、大盛りでー
B:おい!


お題:カレー、揚げパン、いわしの蒲焼き