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ねえちゃん


作者:どらいも ◆5osweXTmkM


【登場人物】
俺♂ 大学生
姉♀ 社会人1年目くらい?


SE (ドアガチャッ)
姉01 「あれっ? どうしたの? こんな時間に」
俺01 「…別に……」
姉02 「ふふ……そんなとこに立ってないで上がったら」
俺02 「う…うん。 お邪魔します。」
姉03 「はーい、どうぞ。スリッパここね」
俺03 「さんきゅ」
姉04 「どうしたの? なんか暗い顔して……。ははーん、…また失恋したんでしょ」
俺04 「そんなんじゃ……なんでわかんだよ」
姉05 「あんたがいきなりお姉ちゃん家くるときは、だいたいふられたときだもんね」
俺05 「んなことねぇよ。…偶然だし……」
姉06 「そー。お茶いれたげるから座って待ってて」
俺06 「散らかってて座る場所ねぇし」
姉07 「片づけてくれてもいいのよ」
俺07 「ねえちゃんも一応女なんだから、部屋くらいかたづけとけよ。男よりつかねぇぞ」
姉08 「うっさいわね……。はい、梅こぶちゃ」
俺08 「ああ、…わりぃ」
姉09 「――で、今回はどんな娘だったの?」
俺09 「うっせえよ。…どうだっていいだろ」
姉10 「あれー? お姉ちゃんにあんたのフラれ話聞かせに来てくれたんじゃなかったの?」
俺10 「だれがするかよ。んな話!」
姉11 「なーんだ、残念。あんたのフラれ話つまみに飲むビールは格別なのに」
俺11 「いや、だから、べつに……それに、まだ、…フラれたと、確定した訳じゃ……」
姉12 「なにそれ! フラれたんじゃないの!? …で、どんな娘なわけ? 同じ大学の娘?
  あんた面食いだから、またどーせ手の届かないようなかわいい娘ねらってんでしょ」
俺12 「よけいなお世話だよ! 別にそんな、かわいいとかじゃなくて…ただ、バイト先が同じで……って、なに誘導尋問してんだよ!」
姉13 「あんたも何マジにこたえてんのよ……。 まあ、いいわ。 晩ご飯まだでしょ? 今日お鍋作ったから、二人分くらいは余裕であるよ。食べてくでしょ」
俺13 「独り鍋かよ……」
姉14 「聞こえてるわよ」
俺14 「地獄耳……」
姉15 「さて、今夜は久しぶりに二人で鍋つつきながら、ゆっくりとあんたの話でも聞いてあげますか。すぐ準備できるから、その間そこのコンビニでビール買ってきて!」
俺15 「パシリにつかうなよ……」
姉16 「パシリでしょ。 はい、よろしく。――にげるなよ♪」