※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

螺旋回廊


作者:壊れ螺子 ◆9lpMgcDCvw



退屈な、けれど充実していたはずの毎日
ゆっくりだけど、確実に進んでいるはずの毎日
けれど……けれど、それが――たった一日を繰り返しているのだと気付いたとき、世界は悪夢へと変わる

"昨日"と同じ話で笑う友人達
"昨日"と同じ間違いを犯す教師
"昨日"と同じ死に方をする被害者
"昨日"と同じ事故

余りにも退屈な演目
決して逸脱する事のできない役割を演じさせられる役者達

けれども気付いた者達は、その役を放棄し始める
ある者は、一日を終わらせようと駆け回り
ある者は、明日を否定し
ある者は、狂い出す

A「くそっ……なんで、なんでだよ!」
B「うふ、ははは……駄目よぉ? 私は、此処で永遠に美しく生きるの!」
C「もう……もうやめてくれぇええええ!! 俺は、俺は明日が欲しいんだ!」
D「どうしてこんな事に……」
E「後は、任せたぜ……俺は此処でリタイアだ。――明日は、良い日になると良いな」
F「どうせループするんだろぉ……? ははは……ならみんな死んじまぇよぉぉ!!」

何度も何度も、繰り返して繰り返して。数多の努力が打ち砕かれた

A「駄目なのかよ……クソッ、クソォォォォォォ!!」

それは幾度めかのループ。足掻く者達も絶望し始めた頃に、一筋の光明が見えた
新しく気付いた者。彼の告げた言葉と、彼の遺した一つの日記に綴られた同じ文字

G「後一日で……今日が終わる」

その言葉の意味とは?

無限に繰り返す一日を越えるための物語
ファンタジックホラー・螺旋回廊

202X年 夏 発売

A「これで――――漸く」