私のおいなりさん

私:女子○生
稲荷:お狐様
魔王:魔王様
犯人:変質者


犯人01「グッフッフッフ…追い詰めたよ、おじょーうーちゃん?」
私01「うぅっ…」
犯人02「ぐふふ、息があがってるねぇ、いっぱい走ったからぁ?
    それとも、僕に見つめらて、コーフンしてるのぉ?
    ぐっふっふふふ…いけないなぁー、でも、やらしいコ、嫌いじゃないよぉー?」
私02 「近づかないで…この変質者!!」
犯人03「うふふ、おじょうちゃんもしかしてぇーはじめて? 反応がかーわーいーぃぃー」
私03「っ…くさっ…」
犯人04「んぅ?」
私04「くさい息吹きかけないで、気色悪い!!」
犯人05「んもぉ、口が悪いコだなぁ…そんなコには…おしおきしちゃおうかなぁぁぁぁ!!!」
私05「ひっ…きゃあああああっ!!」
犯人06「うっふっふ、男も女も、ここが弱点だよねぇ……あれ、あれ、あれぇぇーーー?
    こ、この感触…まさか!! オカマっ子ぉぉ!? げええーっ手に当たってるぅぅ!!
    この…僕を侮辱しやがってぇぇ…このまま握りつぶしてやるぅっ!!」
私06「…残念」
犯人07「うぅ?」
私07「それは私の…お稲荷さんだ!!」
稲荷01「コーーーーーーン!!」
犯人08「うげぇっ!? な、なんだよぉ、これぇ!! 噛み付くな、離せよぉ!」
私08「じゃ、このまま警察までご同行してもらいましょうか?」
犯人09「はぁ? なんだよ、それぇ! 僕、なんにも悪いことなんかぁぁ…」
私09「稲荷さん、強めにしてあげて」
稲荷02「コン!」
犯人10「ぎゃひぃぃぃっ、いたい、痛いぃぃっ、わかった、わかったからぁぁ…」
私10「この公園の近くで変質者が多発するって噂…張ってて正解だったね、お稲荷さん」
稲荷03「コン…」
犯人11「う? 張っててって…おたく、警察じゃないでしょ?
    え、それにキツネを使役って…まさか、あのー…陰陽道的な? 夜回り巫女とかぁ…?」
私11「ん…? 近いかな?」
稲荷04「コン!」
犯人12「ちょww巫女キャラとかww超萌えなんですけwwどww」
私12「え…なにそれ?」
稲荷05「コン…?」
犯人13「僕ぅ、改心しちゃいますからぁ、巫女様ぁ、もっと! もっといたぶってぇぇ!!」
私13「はぁ…。えっと…ともかく一件落着?」
稲荷06「く!」


魔王01「フフフ…ハハハハ! 巫女め、新たなる信奉者を増やしおったか
    しかし、我らが撒いた悪の芽は、この一帯に脈々とその根を張っておるぞ…
    幾度もの邪悪に抗えるか? 巫女殿よ…フ、フフフ…ハーハハハハハハハハハハ!!!」


劇終!!


お題:4人 魔王 残念、私のおいなりさんだ
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最終更新:2010年10月20日 06:47