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死神とニート


作者:タウト ◆oXFOdNeHtA


死神「1ヶ月で恋人をつくらねば死ぬ」
ニート「は?」
死神「そういうことだから。ま、がんばれ」
ニート「いや、ムリだし。いやいやいや、絶対ムリだろ」
死神「じゃあ死ぬな」
ニート「……んじゃ、死んでもいいや(ボソ)」
死神「そうか」


ー1日目。

ニート「なあ。死んだらオレ天国にいけるか?」
死神「私は死神だぞ。察しろ」
ニート「おいおいおいおい! 何だよ! 何も悪いことしてねーぞ! オレ何かしたか?」
死神「何も答えられない。私が何かを発する事で、人間の運命を変える事は禁じられているからな」
ニート「……分かったよ。じゃあ地獄ってどんなトコか位は教えてくれよ」
死神「ふむ。それならば構わないだろう」
ニート「じゃ、頼む」
死神「録画、録音はやめろ」
ニート「チッ。テレビ局に売りつけてやろうと思ったのに」


ー2日目。

死神「外に出ないのか?」
ニート「あんな話聞かされたら、外出する気分にならないよ」
死神「外出する気分ね。引きこもりがそんなもの持ち合わせていたのか。ところであんな話とはなんだ」
ニート「お前が話した地獄ってトコがどんな所かってヤツ。厨房の時に始めてグロ画像みた時のような衝撃だ」
死神「でも今は、そんなに衝撃を受けたグロ画像を見てもなんとも思わないのだろう?」
ニート「まあな。慣れちまった。メシ食いながらでも見えるぜ」
死神「おそらくそういう風になる」
ニート「何がだよ」
死神「地獄の印象のことだ。しばらく居つけば慣れてどうって事はなくなる」
ニート「そんなもんか……。いや違うだろ! 見るだけと自分が体験するのでは全く違うと思うぞ!」
死神「そんなに地獄が怖いのなら、恋人をつくればいい」
ニート「ムリだって」
死神「じゃあ諦めるのだな」


ー3日目。

死神「おい」
ニート「……」
死神「おい」
ニート「……」
死神「おい」
ニート「……zzz」
死神「……」

ニート「あ~、よく寝た……。あれ? あいつがいない。という事は今までの事は全て夢だったのか! やったぜ~」
死神「そんなワケなかろう」
ニート「うわっ!! カベを通り抜けてくるなよ! ……ん? お前、そのヒラヒラのスカートなんだよ」
死神「ああ、これか。お前の母親が買ってくれたのだ」
ニート「はあ?」
死神「ショッピングとやらに連れて行ってくれるというのでな。お前を起こしては見たが、寝ていたので私だけついていく事にした。その時にいただいた」
ニート「てめえ、いつからカーチャンに取り付いてんだ!」



【コメント】
以降、お約束の展開でニートと死神がくっつくと思います、適当ですいません