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学園戦隊セイトカイジャー!

  • 先生♂
  • 佐藤♂
  • 島崎♂
  • 桃瀬♀


(教室)

先生1「えーそれでは、本日より新学期が始まります。
   皆、気持ちを切り替え、身を引き締めて学校生活を勤しむように。
   ……ではー、皆の間でも話題となっていたようだが
   本日よりクラスの一員となる転校生を紹介したいと思う。
   フフフフ、しかし諸君らの期待には応えんぞー?美少女なんてやってくるか!
   男だぞー?日本人だぞー?しかも容姿は十人並みだー。
   どうだー?心が折れただろーう?フーッフフフフ……」
佐藤1(うちの担任、やっぱり変わってるよな……)
先生2「おーい、入ってきなさい。では、紹介しよう。彼が転校生の山田」
島崎1「おはよう諸君!!」
先生3「な!? お、お前は!」
佐藤2(この人が転校生?……にしては老けてね?)
島崎2「くんくんくん……におうぞ、におうぞ、におうぞぉおー……」
佐藤3(におうって何?)
島崎3「ククク、やはりこの教室だったか」
先生4「島崎!三年もホームルーム中だろう、教室に戻りなさい!」
島崎4「シッ!……今の俺は三年B組出席番号12番島崎秀人ではない、レッドと呼べ!」
先生5「なん……だと!?」
佐藤4(レッドで通じるのか?)
島崎5「この匂い……我らが待ち望んだ奴がいるぞ、ブルー!」
先生6「その名で呼ぶな……今はまだ早い」
佐藤5(どう早いんだよ、ていうか先生ブルー?)
島崎6「おっと、まだ授業中だったな……」
佐藤6(お前もな)
島崎7「だが忘れるな。このクラスに我らが待ち望んだニューメンバー【草食系ツッコミ男子】がいるということを!
   奴は今この瞬間にも、我々にツッコミを入れているはずだ……心の中で!」
先生7「おお……!」
佐藤7(ツッコミ?って、まさか)
島崎8「歓迎するぞ、ニューメンバー!」
佐藤8「俺ぇぇ―――――!?」


(放課後)

佐藤 9「失礼しまーす……」
島崎 9「おおニューメンバー、よくぞ来た!!入れ入れ!」
佐藤10「部活があるので手短にお願いします」
島崎10「ニューメンバーは文芸部だったな?安心しろ、転部届けは提出済だ!」
佐藤11「ちょっ、何やってるんですか!?勝手に……」
島崎11「ニューメンバーよ、我々の一員として加わるのだろう?この生徒会の一員となるのだろう!
   この学園は委員会及び部活動の兼任は許可されていないのだ」
佐藤12「生徒会だったんですか!?」
島崎12「その通り。故に、転部届けも……この通り!受理済だ!」
佐藤13「やめてくださいよ!生徒会なんて入る気ありません!」
島崎13「ははは、嘘をつくな!興味がないなら、なぜここまで来た?興味があるのだろう?なあ?」
佐藤14「それは……」
先生 8「レッドよ、私が彼に頼んだのだ。【来ーなかったら内申つーぶすー】……とな」
佐藤15「脅迫ですよ……先生、変人だけどそういうキャラじゃなかったのに」
島崎14「はっはっは!同士ブルーはその名を呼べば、冷酷無比な傑物へと進化を遂げるのだ」
佐藤16「は?」
島崎15「ニューメンバーよ、彼の名前を知っているか?」
佐藤17「青木先生ですよね?だからブルーですか?」
島崎16「俺が聞いているのは名前だ」
佐藤18「名前は……知りませんけど」
島崎17「彼の名は青木さかな」
佐藤19「あおき……さかな……?」
島崎18「怪訝な顔をしたな。そう、彼はいつもその視線に晒されていた。
   自分の名を考えるたびに父母を、そして周りの人間達を恨んだ。恨みぬいた。わかるか?ニューメンバー」
佐藤20「俺、佐藤です」
島崎19「ニューメンバーよ、ここでは俗世界の名は忘れろ。
   俺はレッド、彼はブルー、そして貴様はニューメンバー。それでいいじゃないか」
佐藤21「よくねーよ」
先生 9「佐藤……いや新しき同士よ。遠慮せず、私をブルー、もしくはさかな先生と呼ぶがいい。
   私はどこにいようと憎悪の目を輝かせ、諸君らの呼び声に応えるだろう。
   冷酷無比のセイトカイジャー・ブルーとして!」
佐藤22「誰が呼ぶか」
桃瀬 1「さかな先生!大変です!」
佐藤23「呼んでるよこの子……」
島崎20「ピンク!何があった!?」
桃瀬 2「暗黒軍から脅迫状が。
  【生徒を人質にした、返してほしくば、セイトカイジャーを差し出せ】とあります」
島崎21「なんだと!生徒の特定は?」
桃瀬 3「完了しています。二年A組の山田三郎、彼は他校より本日転校して来たはずですが、今日は一時限も授業に参加していません」
先生10「山田が……私のクラスの生徒を狙うとは、暗黒軍め、卑劣なマネを!」
佐藤24「その前に不在に気付けよ」
島崎22「セイトカイジャーを差し出せ、か……どうも抽象的だな」
桃瀬 4「もしかすると、我々の規模を把握していないのでは?」
先生11「多分そうだろう。我らセイトカイジャーは数百名の規模で存在している」
佐藤25「そうなんですか?」
先生12「我々を根絶やしにする気なら、学園まるごと火でも放ったほうが建設的だ」
佐藤26「先生の発想が怖いです」
桃瀬 5「ということは……暗黒軍は、セイトカイジャーが少数だと仮定している……?」
島崎23「あるいは、個人名だと認識しているか、な。人質一人が数名の交換にあたいするとは考えがたい」
桃瀬 6「たしかに……炯眼(けいがん)です、レッド先輩」
佐藤27「なんだ、意外と真面目な戦隊なのか……いや違うだろおかしいだろ、生徒会だぞ、ここ」
桃瀬 7「あの……この方、どなたですか?さっきから一人でブツブツ言ってますけど」
島崎24「同士ピンクよ、彼は我々のニューメンバー。
   我々数百名の中に存在しなかったジャンル、【草食系ツッコミ男子】だ!」
桃瀬 8「えっ……私の記憶違いでなければ、先日レッド先輩の紹介で入隊した、坂も…同士グリーンが【草食系ツッコミ男子】ではありませんでしたか?」
島崎25「えっ……だっけ?」
先生13「【頭脳記憶系女子】の同士ピンクが言うならば間違いなかろう」
佐藤28「えっ、それじゃ俺、お役御免ですか?」
島崎26「うむ。我ら生徒会は、悪の他、経費計上とも戦っている。君には申し訳ないが、除隊処分……」
先生14「待てレッドよ。ニューメンバーは、既に入隊済なのか?」
島崎27「もちろんだブルー!このセイトカイジャー・レッド、生徒会の長としての役目もまっとうしている!」
桃瀬 9「じゃあ、彼も……セイトカイジャーなんですね?」
島崎28「ああ……ああ?」
佐藤29「……あの、まさか」
島崎29「ニューメンバーよ……新しき名をつけることなく別れること、至極残念だ。
   しかしお前もセイトカイジャーならば!…わかるな?」
佐藤30「わかりませんよ!俺、帰りますから!」
島崎30「とりおさえろブルー!」
先生15「うぉぉぉぉぉ!!その名前ウケるーとか言うなぁぁぁぁぁぁ!!!」
佐藤31「言ってねえええええ!!嫌だぁぁぁぁはなせぇぇぇぇ!!!」

桃瀬10「――こうして学園の平和は守られたのです。一人の尊い命を犠牲にして……」
佐藤32「ころさないでぇぇぇ!!!」