※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

LalaBYE,聖女

男:バイト中の異国の忍び、カイ・ヒコベエノスケ(台詞数22)
女:その主人、女僧侶(台詞数18)
敵:その追手、大司教(台詞数7)


男01「うわっ! くそったれがっ」
女01「カイ、こちらに! 『静寂なる流れよ 彼の者に水の祝福を ラ・ファエリーゼ』!」
男02「ふぅー……助かったワ、僧侶様」
女02「礼には及びません。……奇襲に弱い忍びなどを案内役に雇った私の手落ちです」
男03「ハァ? 非戦闘員が何を偉そうに……んぐっ」
女03「シッ……曇天とはいえ、砂漠で身を晒すのは、好手とは言えませんでしたね」
男04「そうは言うけど、雨期に入っちゃったら通行すら出来なくなンのヨー?
   出発前に、搭乗口にたどり着けないじゃ、どうにもなんないじゃないのヨ」
女04「返す返すも、パーティから人員が抜けたのは痛手でしたね。貴方が余計な事を洩らすから、とは言いませんが」
男05「言ってるじゃないのヨ!」

敵01「1フィート先、目標発見。陣形・魔法ブロック……狙撃開始!」

男06「キャアッ! 『スキル回避A・バリア優』!」
 (SE:ドーン)
女05「痛っ……貴方、乱暴です」
男07「ハァ、ハァ……今、そういう事言う……?」
敵02「やれやれ……愛の逃避行は終わりですかな、聖女様。おっと、更なる逃避行はお控えになられたほうがよろしいかと」
男08「出たぁ、ハゲ……」
敵03「貴殿と対するのは初めてか……先だっては、すぐに逃げられて、顔すら満足に見れなかったからな。
   新しきともがきですかな、聖女様? それとも新しき男と呼んだほうがいいか」
女06「大司教閣下。それは非礼千万過ぎるというものです。私と、この屑鉄がなどと……言質を改めていただきましょう」
男09「アータどこにキレてンのヨ!」
敵04「フフ……貴殿では役不足だそうだぞ、小僧。流石、聖女様は男選びも一流でいらっしゃる」
男10「……ねえ」
女07「はい?」
男11「アンタとあのハゲって……そういう?」
女08「下種な詮索はおやめなさい。……いささか思わせぶりな態度を取り続けて、事をうやむやにしただけです」
男12「……最ッ低」
女09「最低? 私のせいとでもおっしゃるのですか?」
男13「100%アータのせいじゃないのヨ!」
女10「女としての最低の礼儀を果たしただけですが、なにか?」
男14「……最低、アータ、人としても女としても、最低ヨ……」
女11「ため息ばかりついてないで、言いたいことがあるならはっきりとおっしゃったらいかがです」
男15「ああ、じゃあ言ってやりましょーヨ!」
敵05「フン……夫婦漫才か」
女12「カイッ!!」
男16「『煙幕閃光 破裂弾』!!」
敵06「何ッ!?」
 (煙幕もくもく)
敵07「ゴホッゴホッ……目くらましだと!?どこに――」

女13「カイ! 荷物など置いていきなさい!」
男17「アータのクソ高い化粧品と一緒にしないで! これは必要なのヨ!」
女14「速度特化系統はこれだから……装備が全部投げ物だなんて、非合理にも程があります」
男18「アータこそ、サポート役最高位でしょーヨ! 敵に出会ったら即、『逃げる』選択してばっかりじゃないのヨ!
   金も貯まらなけりゃ、そりゃ誰だって逃げるわヨ!!」
女15「対面して倒すだなんて非合理的です。最大の攻撃は奇襲ですよ」
男19「アータ、ホントに聖職者?」
女16「貴方こそ、それでも忍びなのですか? 合図しようにも、目が泳ぐ、会話が止まる……。
   私が話を逸らしたからいいものの、あれでは私がまるで悪女ではありませんか。
   見知らぬ者にいらぬ誤解を植えつけたらどうしてくれるのです」
男20「アータはそう痛手には思えませんけど! ああもう! 何が、女僧侶相手の商売はラク、ヨ!
   しかも運がよければ色っぽいオマケがつく? 冗談! こんな人使い荒い女と知ってたら、こっちから願い下げヨ!!」
女17「まあ、なんて事を。その者達の身体特徴を後で教えて頂戴。ギルドの方ならば、今後、安くお雇いできるかもしれません」
男21「……女僧侶は清楚なんじゃありませんでしたの?」
女18「何をふしだらな事を考えているのです。汚らわしい。
   今度街に着いたときに、たっぷりお礼をしてあげるという事を包んでいるに過ぎません。殿方ならば、お察しなさい」
男22「殿方ァ!? ……もうイヤ! 二度と聖職者相手の商売なんかしないわヨ!!」

END