作者:Elika


ラジオDJ掛け合い

A:ツッコミ。
B:ボケ。


A「さて、今夜も始まりました声劇ラジオ!」
B「それでは、また来週!次回もきっと、ないすとぅーみーちゅー!」
A「はじまったばっかりですよ?!まだなんにもしてませんよ!」
B「君の股間をアツくする、本日最初のお便りは滋賀け」
A「軽やかにこっちの存在無視してコーナー紹介とかやめてくれません?!」
B「えー、なにやら放送事故ーのようです、けれ、ども、はい、大丈夫でしょうか?」
A「存在が事故車両みたいな人ですけどねそちらは!?」
B「大丈夫みたいですね、ではまず本日最初のお便り!」
A「だめだこいつ、早く何とかしないと……」
B「滋賀県にお住まいのラジオネーム『あがり症』さんから。AさんBさん、こんばんは。はいこんばんわー」
A「こ、こんばんは……(小声でつぶやくように)いいのかなこんなかんじで……」
B「毎週楽しみにしています、お二人の噛み合ってない掛け合いトークがとても素敵で、ラジオの前で報復絶頂に達しています」
A「いやそれ抱腹絶倒って書いてあるから!誰がエロス振りまけと!!」
B「ところで、僕は放送部に所属しているのですが、お昼の校内放送のときなど、非常に緊張してしまって困っています。性的な意味で」
A「そんなのどこにも書いてないよ?!性的な意味はまったく関係ないですよ?!」
B「まぁ、若いですからね。すぐ緊張ですよね。若者は臨戦態勢です」
A「下ネタとかやめてくれません?!これ、若年層も聞いてるんですよ?!」
B「AさんやBさんはラジオ収録のとき緊張したりしませんか?どうやったらお二人のように絶妙なトークを繰り広げられるのか、よかったらアドバイスをくださいとの、こと、です、が。
どうでしょう、Aさんは緊張しますか?」
A「せ、性的な意味で?!」
B「やめてくださいよAさん、これ、ナウなヤングもリスニングなんですから」
A「そっちがそれいいますかね?!いいますかねぇ?!ナウなヤングとかいろいろつっこみどころ満載ですよねぇ?!」
B「えーAさんはあてにならなさそうなので私から。んーーー……そうですね、やっぱり本番前とかは非常に緊張しますね」
A「え、するんですか?」
B「ギンギンに緊張します」
A「そーーーゆぅのほんっっっっっっとにやめませんか?!ねぇ!!」
B「緊張をほぐすには、やっぱり場数を踏むのが一番手っ取り早いと思いますよ」
A「ま、また一見まともなこといっときながら、ってオチでしょう?!」
B「Aさんみたいに年中脳内ピンク妄想だと、緊張とかもしないのかもしれませんけれども、やっぱりどうしても、ね、最初はこう、緊張しがちですから」
A「誰のせい?!ねぇ、これ誰のせいなの?!」
B「アドバイスをーとのことですので、とっておきのを、ひとつ」
A「神様神様、どうかBさんがまともなこと言ってくれますように」
B「古典的ですけれども手のひらに字を書きます。『ふまん』って」
A「それ絶対『human』だよね?!わざわざ英語にする必要ないよね?!っていうかさらにそのままローマ字読みにするとかわかりにくいよね?!」
B「そしてその字をなかったことにして淡々と放送を開始するのが、いいと思いますよ!」
A「意味なし?!意味ゼロ?!意味エンプティー?!」
B「というわけでお時間になってしまいました、また来週!」
A「アドバイス皆無だよ!滋賀県の『あがり症』さん、ごめんなさいね!ほんとにごめんなさいね!」
B「次回もきっと、ないすとぅーみーちゅー!声劇ラジオでした!」
A「なんかもう、この人ついていけない──……コンビやめたいぃぃ……」

+ タグ編集
  • タグ:
  • 掛け合い
  • 2人
  • 番組
  • コント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年10月26日 10:57