作者:Elika
孤高の暗殺者
(穏やかな口調で、自信なさげに)
こんばんわ、暗殺者です。
今日はお仕事がないので、暇しています。
暇をもてあますと、ぷちぷちを潰したりします。
……あ、今のは「暇つぶし」とかけたんです。
私、普段は結構おとなしいというか、控えめなほうなんです。
だから、ギャグを言ってもウケないことが多いんです。
どっかんどっかん大ウケしてくれたらいいのにな、といつも思います。
……あ、今のもギャグなんです。
どっかんどっかん、って殺戮の香りと、私の仕事内容をかけてみたんです。
おもしろく──ない、ですか。(ここらあたりからドスをきかせて)
そう……そうかそうかははははははははははははッッ!!(ここからは完全にブッ壊れて)
死ねぇぇぇぇぇぇえええええい!!
(元の穏やかな口調に急に戻ります)
あ……またやっちゃいました。
こんなことばかりやってるから、私、友達一人もいないんです。
携帯も、持ってないですし。鳴らないの、わかってますから。(切なげに)
──もう秋ですね。
話し相手がペットのグリーンイグアナだけなのはさすがに切ないので、誰か私の友達になってください。
暗殺以外にもいろんなことができるので、お得だと思います。
とりあえずギャグセンスを磨きにいってきます。
それでは、また。
暗殺者でした。
最終更新:2010年10月21日 17:37