三回に二回君は僕を見る

作者:蟻 ◆vA0bquCiP2


教室の片隅で息を潜めて
何かを探るように君を見る
見ているだけで息が詰まりそうな
君と僕の距離
ふと目が合う瞬間、僕が君を、君が僕を見る
日に三度、僕は君を見る
二度、君と目が合う
届いているのかいないのか
戸惑ってしまう君と僕の距離
三回に二回君は僕を見る
+ タグ編集
  • タグ:
  • 朗読
  • 朗読祭
  • 短編朗読

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年10月17日 08:14