まみむめも


枕前に真白の繭、紛うことなき丸み、豆に間違えそうな末路、見(まみ)える真かな

帝、皆の身寄りを耳にして、見事な妙(みょう)を見立てた民家、三重の峰に見繕う

無理な謀反(むほん) 室(むろ)の棟(むね)に無念を結び、無我を蝕(むしば)む無慈悲な武者(むしゃ)

鳴動(めいどう)に目覚めし冥途(めいど) 目紛(めまぐる)しく目敏(めざと)い冥府の目 目眩(めまい)に目をそらす

盲目にして猛威はもう戻れぬよ 猛火に揉まれる亡者(もうじゃ) もう妄想にあらず

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最終更新:2010年10月19日 15:47