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作者:るー

登場人物
メイン1
A(36):本籍だけ待ちにあるけど、ずっと県外の学校にいってた。 (性別自由)
お化けI(8):幼いor少年or少女 儚さげな印象にしていただけると幸い

メイン2
B(14):神社の子。Aとはメル友として親睦があった、恰幅がいい or 大人っぽい (性別自由)
C(11):旅館の子。おちついた感じ(性別自由)
老人A(8):ほんわか老人、目尻に笑い皺とかあります。(性別自由)
老人B(7):ほんわか、ただし行事に関しては豹変します(性別自由)
ナレーション(4):秋っぽく

アシスト
お化けA~Jの9名

A_01「うぃ~す」
B_01「あれ? 何でいるんだ。」
C_01「ほんとだ、どうしたんだ。」
A_02「何でだよ時間は間に合ってるだろうが」
B_02 & C_02「だからこそだろうが!!」

A_03「なんだよ、ひでぇなぁ~」



ナレータ_01「もみじ渡り」



A_04「しっかし、ここって紅葉(こうよう)ばっかだよなぁ」
B_03「まぁ、それが目玉だからな」
C_03「観光客という神様あっての町だもの」
A_05「へーへ、旅館の跡取りは大変だねーっと」
C_04「まぁね、けど楽しいよ。人付き合いは好きだから」
A_06「羨ましいもんだ」

B_04「そういえば、もみじの柄入りシャツなんだな」
A_07「あぁ、他になかったんだよなぁ」
C_05「ちょうどいいね」
B_05「だな」
A_08「は?」
B_06「ほら、いくぞ~」
A_09「ちょ、押すなおすなって!」

B_07「じいちゃんたち、いるか?」
老人A_01「おぉ、おぉ、なんじゃいな」
老人B_01「おんや、寺ん子じゃねーか、この時期に来るとは珍(めんずら)しいなぁ」
B_08「そりゃ、こんな大人がきたらチビ共が困るだろう」

老人A_02「あぁ、そりゃそうじゃな。おぉおぉ、奥所の跡取り息子か立派になったなぁ」
C_06「ありがとうございます」
老人B_02「まったくまったく、笹のようにすんなりしたのぉ」
C_07「ふふ、ありがとうございます。それで、こちらが例の、、、」
A_10「あ? 俺?」
老人A_03「おーおー、御主か。よい感じに小さいのぉ」
A_11「ひでぇ!」
老人B_03「何の話じゃい? 聞いとらんぞ~」
老人A_04「おぉおぉ、話しとらんかったなぁ、実はこのチビ助が
A_12「チビはよけいだ」
B_09「だまってろ」
A_13「あだっ!」
老人A_05「ここに本籍をおいとるというのに【もみじ渡り】をしとらんのじゃよ」
老人B_04「・・・なんだと」
A_14「え? あの、声が変わってるんだけ、ど・・・も~」
老人B_05「黙れ、ガキ。てめーどの面で【もみじ渡り】もやらずにすんどんじゃ、あぁ?」

B_10「いやぁ、あの人がこんなに嬉しそうにするところ、久しぶりだなぁ」
C_08「そ、そうなの?」
老人A_06「ふぉっふぉっふぉ」


ナレータ_02「もみじ渡り、この土地の伝統行事で11月の初めに行われる子供の行事」

ナレータ_03「紅葉(こうよう)の樹路に紅葉の枝をもって進み、出てくる百鬼夜行な
       脅かし役に紅葉を渡すと、見逃してもらうことが出来る」
ナレータ_04「葉の数は枝によってさまざまであり、もみじを多く残して出て来れたものには
       枚数分の幸福があると言われている」

A_15「っていうのは、分かったよ。謎な行事だがなぁ」

お化けA「うがっぁぁぁぁ!」
お化けB「げーっがっはー!』
B_11「わーっはっはっははー!!」

A_16「だからって、町内会の人間全員動員するとか、馬鹿だろ!!」

お化けC「まてーまてー」
お化けD「逃げんな、こんにゃろー!」
老人A_07「ふぉっふぉふぉ~!」

A_17「えぇい、どんだけノリノリなんだよ」

お化けD「もみじぃを~よーこーせー」
お化けE「いたずらするぞー」
C_09「ぞー!」

A_18「混ざってる! ぜってー混ざってるから!!」

お化けF「いっただきー、うがー!」
お化けG「うらめしや~!」
お化けH「君は完全に包囲された!!」
老人B_06「通りたくば命をかけぇい!」

A_19「別の意味でこぇぇぇぇ~!!」


A_20「はぁはぁ、やっと撒いたか」
お化けI_01「紅葉(もみじ)おくれ」
A_21「うげ、またかよ! 枝見ろよ もぉ一枚もねーよ」
お化けI_02「ほんとだ、残念」
A_22「そんなに、ほしいのか? こんなのが」
お化けI_03「うん、これで5枚集まるはずだったから」
A_23「はいはい、それは悪いことしたな、あ~~しんど~」
お化けI_04「それじゃぁ、おにいさんの魂貰うね」
A_24「は?」
お化けI_05「あ」
A_25「どうした、てかお前もみじ持ってたっけ」
お化けI_06「おにいさん、運がいいね」
A_26「はぁ?」
お化けI_07「ぼく、行くね」
A_27「おぉ、いっとけいっとけ」
お化けI_08「ばいばーい」
A_28「へーへ、ばいばーい」


A_29「うぃ~っす」
B_12「遅かったな、どこで道草喰ってたんだ」
A_30「そこを左に曲がった角で休んでた、まだ長いかと思ったからな」
C_10「左って、右からの道しかないよ、出口前は」

――お化けI_01「紅葉(もみじ)おくれ」

A_31「は? まぁいいよ、それより、お前ら14人もお化けで動員するなよ!」
B_13「はぁ、何言ってるんだ」
老人A_08「わしらを含めて13人じゃぞ」

――お化けI_02「ほんとだ、残念」

A_32「え?」
老人B_07「1人につき13人は恒例じゃから、かわらんぞぃ」
A_33「え?」

――お化けI_03「うん、これで5枚集まるはずだったから」


B_14「それより、お前服 変じゃないか」
A_34「服? かわらんだろ」

――お化けI_04「それじゃぁ、おにいさんの魂貰うね」

C_11「あぁ、たしかに。もみじの模様が1つ減ってるよ」
A_35「え?」

――お化けI_06「おにいさん、運がいいね」

A_36「う、うそだろーーーー!」