作者:Elika
生徒「先生ー」
先生「なんだ生徒」
生徒「いや俺生徒って名前じゃないっすよ?!」
先生「ならば私も先生などという名前ではないっ!」
生徒「なにその屁理屈!?」
先生「ふっ、屁理屈はどっちだね?ん?」(イヤミインテリ風)
生徒「うわなんかすっげムカつく!」
先生「コラコラ、先生に向かってムカつく、はないだろう?タカシ」(諭すように)
生徒「いやタカシでもありませんって!」
先生「おまえはワガママなヤツだな。まったく…ほら、聞いてやるよ」(大人の余裕で)
生徒「な、何をですか」
先生「名前だよ、な・ま・え。教えてくれたっていーじゃない?」(軽いノリで)
生徒「ナンパかよ!っていうか妙に馴れ馴れしい!」
先生「俺とお前の仲じゃねぇかよ、水くさいやつだなぁ」(親友に向かって)
生徒「急にクラスメート面?!」
先生「先生なぁ、おまえに言っときたいことがひとつ、あるんだ」(熱意を秘めて)
生徒「今度は教師面?!っていうかもともと教師だったんだっけ、この人」
先生「人という字は!人と人が支えあってできているんだ!」(迫真の演技でとことん青春くさく)
生徒「うわすっげ使い古されたネタ!しかも脈略ないし!」
先生「だからおまえも、誰かを支えるんだ!!おまえにならできる!」(アツく説得)
生徒「さらに熱演?!」
先生「というわけで、この実験器具、洗っといてくれ」(さらっとドライに)
生徒「結局それ?!オチはそれなの?!」
先生「はっはっは、そういうことだよ明智君!」(ズヴァリ!正解だよ!的に)
生徒「っていうか先生、忘れてません?」
先生「ん?なにをだ?」
生徒「俺、先生に呼び出されたんですけど」
先生「ああ、この実験器具の後片付けを頼もうと思ってだな」
生徒「だったら最初っからそう言えーーーーーーーー!!!!!」
最終更新:2010年10月25日 22:06