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クランベリージュース」(2010/10/17 (日) 11:44:17) の最新版変更点

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***クランベリージュース 作者:タウト ◆oXFOdNeHtA A 男 B 男 C 女 A01「俺スコッチ、ダブルで」 B02「クランベリージュース」 A02「……」 B02「なんだよ、悪いか?」 A03「なあ、おい。玉ついてんのか? そんなもん頼んでよ」 B03「……」 A04「おい、こっちみろ。それ前の女が飲んでたヤツだろ」 B04「だったらなんだよ」 A05「いいか、いつまでも引きずるのはよくない」 B05「ああ、ああ(A05に被りながら相槌)」 A06「お前の彼女は逃げた。でもな、お前が悪かったワケじゃない。俺なんて可愛がってる犬が突然いなくなった事がある」 A07「散歩も1日朝と夕方、ちゃんと連れてった。餌もキチンとやったてた。あれだ、フリスピーだって投げてやった事もある」 A08「まあ取りに行こうとはしなかったけどな、一度も」 B06「……それで? なんで逃げた」 A08「簡単だ。ドアが開いていたから」 B07「…………」 A09「鍵をかけ忘れた」 B08「…………くっ(笑)」 A10「つまりはそれだけの事なんだよ」 B09「ははっ……。そうかな……そうかもな。でも――」 A11「でもじゃねえ。そうだろ。いつまでも思い出にふけるのはよせ。どうだ、あそこの女」 B10「おいそういうのはやめてくれ(Aの台詞の最後に被る感じで)」 A12「ひゅー。こっち見てる。ほら(小声)」 B11「やめてくれって」 A13「ほら見ろ。絶対にお前を見てる」 B12「そういう気分じゃない。それにどこが俺を見てるんだよ、ずっと背中しか見えてないぞ」 A14「いいから行って来い」 B13「うわっ……と」 C01「きゃ」 (SE:水がこぼれる音) B14「ああ! ごめん! 飲みかけだった?」 C02「いえ、いいの。もう殆ど残ってなかったから」 B15「そっか……って、やぁ、どうも。えっと、そのなんていうか気がついたらここに……」 C03「ふふっ……私リズ。あなたは?」 B16「あ~、やぁ。リズ。トムだ。よろしく」 C04「トム、あなたクランベリージュースが好きなの?」 B17「いや、そんな。まさか。これはその。君に」 C05「え? いいの? ありがと」 A15「いいぞ! トム(遠くから)」 B18「(唸って制する)で、リズ。君はよく来るの? ここに」 C06「ううん、今さっき来たところなの。初めてよ。友達に教えてもらって」 A16「いけっトム!(遠くから)」 C07「お友……達?」 B19「……まあ。なんて言うか、変なプログラムみたいなもので、俺が何かするたびに、色々と自動的にお節介を焼いてくるんだ」 C08「なに、それ(かわいい笑い)」 B20「さあ、なんだろ(微笑)」 C09「向こうに行かない? VIPルームがあるのよ」 B21「え? あ……そうだね」 A17「いいぞトム! お前ら見たか! トムがジェリーを捕まえた!」 【コメント】 ウィットに富んだ出会いは軽い嘘を受け入れる位がちょうどいい
***クランベリージュース 作者:タウト ◆oXFOdNeHtA A 男 B 男 C 女 A01「俺スコッチ、ダブルで」 B02「クランベリージュース」 A02「……」 B02「なんだよ、悪いか?」 A03「なあ、おい。玉ついてんのか? そんなもん頼んでよ」 B03「……」 A04「おい、こっちみろ。それ前の女が飲んでたヤツだろ」 B04「だったらなんだよ」 A05「いいか、いつまでも引きずるのはよくない」 B05「ああ、ああ(A05に被りながら相槌)」 A06「お前の彼女は逃げた。でもな、お前が悪かったワケじゃない。俺なんて可愛がってる犬が突然いなくなった事がある」 A07「散歩も1日朝と夕方、ちゃんと連れてった。餌もキチンとやったてた。あれだ、フリスピーだって投げてやった事もある」 A08「まあ取りに行こうとはしなかったけどな、一度も」 B06「……それで? なんで逃げた」 A08「簡単だ。ドアが開いていたから」 B07「…………」 A09「鍵をかけ忘れた」 B08「…………くっ(笑)」 A10「つまりはそれだけの事なんだよ」 B09「ははっ……。そうかな……そうかもな。でも――」 A11「でもじゃねえ。そうだろ。いつまでも思い出にふけるのはよせ。どうだ、あそこの女」 B10「おいそういうのはやめてくれ(Aの台詞の最後に被る感じで)」 A12「ひゅー。こっち見てる。ほら(小声)」 B11「やめてくれって」 A13「ほら見ろ。絶対にお前を見てる」 B12「そういう気分じゃない。それにどこが俺を見てるんだよ、ずっと背中しか見えてないぞ」 A14「いいから行って来い」 B13「うわっ……と」 C01「きゃ」 (SE:水がこぼれる音) B14「ああ! ごめん! 飲みかけだった?」 C02「いえ、いいの。もう殆ど残ってなかったから」 B15「そっか……って、やぁ、どうも。えっと、そのなんていうか気がついたらここに……」 C03「ふふっ……私リズ。あなたは?」 B16「あ~、やぁ。リズ。トムだ。よろしく」 C04「トム、あなたクランベリージュースが好きなの?」 B17「いや、そんな。まさか。これはその。君に」 C05「え? いいの? ありがと」 A15「いいぞ! トム(遠くから)」 B18「(唸って制する)で、リズ。君はよく来るの? ここに」 C06「ううん、今さっき来たところなの。初めてよ。友達に教えてもらって」 A16「いけっトム!(遠くから)」 C07「お友……達?」 B19「……まあ。なんて言うか、変なプログラムみたいなもので、俺が何かするたびに、色々と自動的にお節介を焼いてくるんだ」 C08「なに、それ(かわいい笑い)」 B20「さあ、なんだろ(微笑)」 C09「向こうに行かない? VIPルームがあるのよ」 B21「え? あ……そうだね」 A17「いいぞトム! お前ら見たか! トムがジェリーを捕まえた!」 【コメント】 ウィットに富んだ出会いは軽い嘘を受け入れる位がちょうどいい

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